注目を集める特徴的な開繊カーボンの戦闘マシン

国内で最大サイズのオートクレーブ(ドライカーボンを焼成する機械)を保有し、デザインからマスターモデル、製品型の製作から完成品までをワンストップで実現する、カーボンパーツ製造のスペシャリスト集団『ケプラ(KEPLA)』。

その技術を最大限に表現するべく、ドライカーボン製のボディを纏ったロータス・S2エキシージは、今年の東京オートサロンでお披露目され、多くのメディアでも取り上げられていた逸品。そんなケプラのイチ押しアイテムは、もちろん前述した「フルドライカーボンボディ」だ。
もともとFRP製ボディを搭載するエキシージに対して、ドライカーボン製パーツを使用することで大幅な軽量化を達成。そして、市松模様が特徴となる“開繊”クロスを使用することで、剛性と強度が飛躍的に向上するというのが最大の魅力だ。

従来からある「綾織」や「平織り」といったクロスとは違い、大きめに織り込まれた『開繊』クロスを使用することで、従来の織りと比べて剛性や強度はさらに高まる。ロータス用だけでなく、今後はオリジナルパーツのラインアップも増やしていく予定とのことだ。

自社製ドライカーボンキットのアピールには、そのパフォーマンスも欠かせない。そう考えたことでロータスのワンメイクレースや、タイムアタックイベントにも積極的に参戦。その結果、ワンメイクレースでは総合優勝を獲得し、筑波サーキットでのタイムアタックでは驚愕の58秒4というベストタイムを記録。その存在感は確実に高まっている。

ちなみに、量産パーツのオーダーや、個人のワンオフパーツまで幅広く対応してくれるというのも大きなトピック。従来から存在するFRP素材では満足できないといったこだわりのユーザーなら、ワンオフのドライカーボンパーツを手に入れることも可能となっている。

リップスポイラー一体式のエキシージ用ドライカーボンカウルは、FRP製の純正品と比べ13kgもの軽量化を達成。クルマの重心から遠い箇所の重量が1/3程度まで絞り込まれることで、サーキットで戦うマシンとして、大きなアドバンテージを獲得している。

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カーボンファクトリー ケプラ