GRヤリスをもっと楽しむステアリングの刷新に注目

モータースポーツを軸にして、幅広く自動車を楽しんでもらうための情報発信から、レースなどの各種イベントサポート、さらには車両開発までするといった幅広い活動を行なっているのが『トヨタ ガズー レーシング』だ。

中でも力を入れている車両開発では、GRブランドとしてラリーの活躍も目覚ましいGRヤリスやGRカローラ、GR86といったスポーツモデルを中心として、RAV4やカローラクロス、ランドクルーザーといったSUV、さらにはコペンといった軽自動車まで幅広いラインアップを誇っている。そんなGRブランドでは、2026年3月に一部改良が行なわれた、通称“26式GRヤリス”に注目したい。

今回のマイナーチェンジによって刷新されたステアリングは、モータースポーツシーンから上がった声を元に全てを見直して再設計されている。走りを楽しみたいユーザーにとって、この仕様変更は大きな意味を持っているのだ。

新たに専用設計で開発されたステアリングは、プロレーシングドライバーとともに開発を行なったという操作性に優れたアイテムである。特にモータースポーツシーンでは、不用意にスイッチに触れてしまうことがあり、手の平を理想的な位置に置くことができないという声があったそうだ。そこでステアリングスイッチを各種独立させることで、凡ミスの原因を解消させた。と同時に、操舵レスポンスを高めるための小径化など、細部まで設計を見直したデザインへと進化している。

標準車とは違った、モータースポーツを楽しむための作り込みこそ、GRブランドの真骨頂。こうした細やかな仕上げによって、さらにモータースポーツを楽しめるマシンへと昇華しているのだ。

市販車だけでなくクルマ好きをもっと増やすことを目的として、モータースポーツの入門用としてレーシングカート『GR KART』を開発。2004年以降、国産のカートが絶版となっている現状を憂い、2026年秋に発売することを予定している。

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