コストパフォーマンスに優れたタービン交換という選択肢

絶対的な風量が足りないため高回転域では過給圧がタレてきてしまう純正タービン。そこでHKSが開発したハイフロータービンは、ブレードやハウジングを最適化。電動アクチュエーターも専用設計することで、中〜高回転で確かな伸びが実感できる仕様とした。

専用マスタリーECUと併せて装着することで、ノーマルから約54㎰の上乗せを実現。特にサーキットではその恩恵が大きく、富士スピードウェイではブーストアップ仕様に対し、最高速が12kmアップ、ラップタイムは約3秒の短縮を果たしているという。

スポーツタービンキット+マスタリーECUセットは49万5000円。インジェクター交換すらせずに、大幅なパワーアップを果たせるのはオーナーにとって魅力といえるだろう。なお、一次排気圧はノーマルと同等となっており、効率良く過給できるため、エンジンに対しても無理なくパワーアップすることが可能だ。