カラーは全3種類&フル切削モデルも展開!

チューニングカーの激しい走りを支えために生まれた高性能ホイールといえばアドバンレーシング。BNR32を駆りって伝説のグループAを戦ったレーシングドライバーであり、生粋のクルマ好きとしても知られるデザイナー兼プロデューサーの萩原さんが描くそのフォルムは、本物だけが持つオーラに満ち溢れているのだ。

ご存知のとおり数多くのモデルがラインアップされているアドバンレーシングホイールだが、その中でも人気なのが鍛造1ピース構造を持つGTシリーズ。シンプルかつスタイリッシュな5スポークはスポーツホイールの定番ともいえるものだが、その細部に目を移せば最新の解析技術を駆使したデザインが盛り込まれているのがわかる。

そして、そんなGTシリーズに新たなモデルが誕生した。2025年の東京オートサロンでベールを脱いだのは、特徴的なステップリム(段付きリム)を採用した『アドバンレーシングGTビヨンドR』。チューニングカーのイメージにマッチするステップリム(段付きリム)と、GTビヨンド譲りのスポークが見事に融合。GTシリーズの基本デザインを踏襲しつつ、また新たな雰囲気を構築してきたのには驚かずにはいられない。

美しさに関しても、まばゆい輝きを放つ全面切削モデル(マシニング&ダイヤモンドカット)が用意された。フェイス面積が広くなるステップリムだからこそ、鏡のような輝きがより一層際立つ。その美しい輝きは、素材の密度が高い鍛造だからこそ実現できたということだ。

このほかにもリム切削+センター一部切削モデルのダイヤモンドカット&プラチナブラックや、フル塗装仕上げのレーシングチタニウムブラックを用意。仕上げ方でガラリとイメージが変わるのも面白い。ライバルから羨望の眼差しを集めること必至のアドバンレーシングGTビヨンドR。気になるリリース時期は2025年の夏ごろになる予定ということだ。