ワイドとナローの2種類展開!

エアロパーツを組み込む際、悩まされがちなのがフィッティングの良し悪し。精度が出ていないため加工が必要となり、取り付け工賃が嵩んだ…という話は良く耳にする。ワイドボディ仕様となれば尚更だろう。

そんな問題に真っ向から立ち向かった、新たなエアロブランドがXENO(ゼノ)ジャパンである。プロデュースするのはボディショップ『フルテック』代表の古川さんだ。エアロ取り付けの際のチリ合わせに苦労をしていた経験から、純正ボディを活かしたエアロパーツであることに拘った。純正パネルの上に貼り込んでいくシステムなのでチリ合わせに悩まされず、パーツ点数が少なくなることもメリットとしている。

そして、同社を代表するモデルがGR86に設定した『GT-Spec』とワイドボディだ。GTマシンをそのままストリートに持ち込んだスタイルで、片側80㎜を拡幅するワイドフェンダーは敢えてビス留めとせず、スッキリとした仕上げに拘った。

もうひとつのナローボディ仕様の『S-Spec』は、純正+αのシンプルなデザイン。両面テープで固定するだけで気軽に取り付けられるので、さり気なく個性を主張したい人にぴったりだろう。その他、ボディラインに合わせてデザインされたGTウイングや純正比25%の軽量化が可能なダクト付きボンネットも用意された。

昨年はSEMАショーにデモカーを持ち込みギャラリーの注目を集めるなど、快進撃を続けるXENOジャパン。その動向にはますます目が離せなそうだ。