西海岸に降り立った迫力のアピアランス

日本を代表するエアロブランドとして確固たる地位を築いているバリス。GR86/BRZのデビュー直後からいち早くエアロパーツの開発を行い、まずノーマルバンパーを想定した「アライジング-1」、続いてフルバンパー仕様の「アライジング-2」を展開してきたのはご存知の通りだ。

そして、そんなラインアップの頂点に位置するのが東京オートサロン2023の会場でデビューした「GR86ワイドボディ」。シリーズ随一の超過激なルックスで多くのファンのド肝を抜いたのである。

バリスがこのキットのターゲットとしたのは、ずはり究極のチューンドマシン。前後のワイドフェンダーはチューニングによって得られたビッグパワーが求める295幅のタイヤを履きこなすためのもの。強大なダウンフォースを発生するフロントスポイラーや1580mm幅のGTウイングも同様だ。

そして、そんな過激で美しいバリスのワイドボディを纏う1台がアメリカ西海岸に誕生したという。ひとりの熱狂的なオーナーの手によって作り上げられたこのマシンはHKS製のスーパーチャージャーで武装され、コクピット内にはロールケージが張り巡らされているなど、まさに究極のチューニングマシンと呼ぶに相応しいスペックを誇っている。