現地モデルから中国系EVまで並ぶ『バンコクオートサロン2026』展示車両チェック
イベント
今年で12回目の開催を迎えた『BANGKOK AUTO SALON 2026(バンコクオートサロン2026)』。ここでは会場内に出展・展示されていた全車両を掲載!
さらに、屋外で開催されたカークラブミーティングの様子や参加車両もピックアップしてお届けします。
現地モデルや中国系EVが並ぶメーカーブース
TOYOTAブースでは、GRカローラ、GR86、GRヤリスという3台のGRスポーツモデルを展示。日本でもおなじみのモデルだけに、タイのカスタムカーシーンにおいても日本車のスポーツモデルが高い存在感を持っていることが感じられた。
一方、HONDAブースにはタイで生産されているCITYが展示されていたり、MAZDAブースでは中国の長安汽車と共同開発した電気自動車『MAZDA 6e』も出展されるなど、現地市場ならではの展示も見どころとなっていた。
中国系EVブランドとしてタイ市場で存在感を高めているBYD/DENZAも、エアロパーツやホイールなどによってドレスアップした車両を展示。スポーツカーや日本車だけではなく、EVを含む幅広い車種、そしてさまざまなジャンルへカスタム文化が広がっていることを感じさせた。
そして、Benz BKKのブースではUSED CARの展示販売が行われており、会期中に訪れるたびに車両へ掲げられた『SOLD OUT』の表示が増えていくという、販売イベントならではの光景も見ることができた。
日本ブランドから現地ショップまで、多彩なカスタム車両が並ぶ
現地代理店を持つGReddyやVeilSideなど、日本でもおなじみのブランドもブースに車両を展示。日本ブランドのパーツやカスタムスタイルが、タイのマーケットにしっかりと根付いていることを感じさせた。
さらに会場には、ハイエースやバンの内装カスタムやドレスアップを得意とするプロショップをはじめ、ウインドーフィルムやカーラッピング、洗車・カーケア用品などを扱うブランドも多数出展。商品を並べるだけではなく、実際の施工例となる車両を展示することで、来場者に具体的なカスタムの楽しみ方を提案していた。
スポーツカーだけでなく、ミニバンや商用バン、さらには日常使いのクルマまで、さまざまなジャンルの車両がカスタムの対象となっているのも、タイのカーシーンの特徴と言えそうだ。
会場を彩る現地オーナーカーも見どころたっぷり!
会場の各所に展示され、イベントに彩りを添えていたのが、現地のオーナーやショップが所有する愛車たちだ。
チューニング、ドレスアップ、レストモッド、オリジナル仕様など、そのスタイルは実にさまざま。ベース車も旧車から最新モデルまで幅広く、タイのカーカルチャーの懐の深さを感じさせる。
なかには、パドルシフト化されたFD3Sや、カーボンパーツをふんだんに取り入れて美しく仕上げられたAE86、さらにはトリプルターボを搭載したトラックまで登場。日本でもなかなかお目にかかれないような個性的な車両も多く、その完成度の高さには驚かされる。
さらに面白いのが、5日間の会期中にも展示車両が増えたり、車両の配置が変わったりすること。訪れるタイミングによって異なるクルマに出会えるのもバンコクオートサロンの楽しみといえるだろう。
屋外では日替わりでカークラブミーティングを開催!
屋外エリアでは、愛車に乗ってオーナーたちが集うカークラブミーティングも日替わりで開催されていた。
開幕日となった水曜日には『THIS BENZ CLUB』のメンバーが集結。クラシックモデルから、車高を上げたアゲ系、低く構えたスタンス系まで、メンバーそれぞれが思い思いのスタイルで仕上げた愛車が並んだ。
会場ではオーナー同士がクルマ談義を楽しむだけでなく、参加車両によるパレードランも実施。屋内の展示エリアとはひと味違う、リアルなタイのカーコミュニティの熱気を感じさせる光景となっていた。
木曜はカークラブミーティングの設定がなかったが、金曜には『Truck Day』『4x4 Thai Style』『86&BRZ Thailand』『90Lover』と、さまざまなジャンルのオーナーたちが集結。
途中から雨が降るあいにくの天候となったものの、週末ということもあり、日が暮れてからも続々とオーナーが会場へ。屋外エリアは多くの参加車両で賑わいを見せていた。
なかでも特に目を引いたのが、タイで盛んなトラック系カスタム。サーキットでの周回レースやドラッグレースなど、走りを楽しむ文化も根付いているだけに、パフォーマンスを追求したチューニングから、スタイルを重視したドレスアップまで、そのアプローチは実に多彩だった。
土曜日は『ENJOY AWD』『BIMMER MEAT』『P&C GARAGE』が参加。ホンダ・シビックや日産シルビア、マツダ・RX-7など、日本でもおなじみのカスタムカーが並んだほか、さまざまなスタイルに仕上げられたBMWも多数登場し、見どころたっぷりのミーティングとなった。
ランサーエボリューションとインプレッサという組み合わせも、日本のカーカルチャーではおなじみの光景だが、タイの会場ではちょっとした驚きも。ランサーエボリューションかと思ってよく見ると、実はランサーベースの車両だったり、そこにエンジンチューニングを施して約100ps近いパワーアップを図っていたりと、現地ならではのカスタム事情を垣間見ることができた。
さらに、ガソリン代の高いタイでのカーライフを楽しむためにLPガス仕様に改造されたレガシィワゴンなど、燃料系まで手を加えた個性的な車両も参加。日本では見慣れた車種であっても、タイのオーナーたちの手にかかることで、また違ったクルマの楽しみ方が生まれていることを実感させられるミーティングとなっていた。
最終日となった日曜日は、『Itasha Club Thailand』を中心にコスプレイヤーたちが集まる痛車ゾーンと、『J'S RACING THAILAND』『MUGEN MANIA THAILAND』『SPOON MANIA THAILAND』によるホンダ車ゾーンという、個性的な2つのエリアが展開された。
夕方には突然のスコールに見舞われたものの、ステージではアニメソングを中心としたDJタイムも設けられ、会場は大盛り上がり。クルマだけにとどまらないタイのカーカルチャーの広がりを感じさせながら、最終日にふさわしい熱気のなかで5日間のイベントを締めくくった。
デモランエリアを沸かせたドリフトシビック!!
屋外エリアには走行スペースも設けられ、ドリフトデモラン&同乗走行や、ジムカーナタイムアタックチャレンジなど、実際にクルマを走らせて楽しめるコンテンツも行われていた。
なかでもドリフトデモランで強烈な存在感を放っていたのが、このホンダ・シビック。
シルビアの足まわりなどを流用してFR化され、さらにエンジンにはトヨタのV8エンジン・3UZを換装。ボディも大幅なワイド化が施されており、一見しただけでは想像できないほど大胆なカスタムが施されている。
展示車両を見るだけではなく、こうしたフルチューンマシンの走りまで間近で楽しめるのも、バンコクオートサロンの魅力のひとつと言えるのではないだろうか。
新車からカスタム、ドリフトまで! 『バンコクオートサロン2026』をレポート
12回目となる『バンコクオートサロン』が開幕!
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