クルマのメインコンピューターをチューニングエンジン対応仕様できる「パワーFC」が進化

平成初期にチューニングパーツの総合メーカーとして創業を開始。全日本GT選手権やD1GPなどにも参戦し、その過酷なモータースポーツで培われてきた技術を市販車用パーツに取り込むなど、実力と信頼の高性能アイテムをリリースしているのが「アペックス」だ。

とくに、エンジンを制御する『パワーFC』は、コンピューターチューニングの定番モデルとして、多くのカスタマイズ志向のユーザーにエンジンセッティングの楽しみを広げてくれた銘品である。現在でも第一線で活躍するパワーFCだが、車種によっては古い基盤を使用しているのは致し方ないところでもあった。しかし令和となった今、新たに基盤を刷新し現代スペックのパワーFCへのアップデートを図った。例えばカローラレビン(AE86)用や、MR2(SW20後期)、RX-7(FD3S)などは既にバージョンアップが完了。今後はRX-7(FC3S後期用)にも着手するなど、平成の人気車種を中心とした幅広いラインアップが期待される。

2000年前後のチューニングカーでは定番と言われたパワーFC。車内にコマンダーが装備されているだけで、チューニングカームードは一気に高まる。そんなパワーFCは見た目をそのままに、現代の仕様へと進化を遂げ、車種展開を広げている。

パワーFCだけに留まらず、自社工場で製造されるチューニングパーツも続々進化。そんな中でもスポーティなサスペンション『N1ダンパー』は吊るしの状態だけでなく、オーダーメイドによる仕様変更やオーバーホールにも対応。サーキットなど特定のステージに合わせた最適化など、多角化するニーズに対して最高のパフォーマンスを提供してくれる体制が整えられている。

『N1ダンパー』とともに、アペックスの定番パーツとも言える『N1マフラー』も人気のパーツのひとつ。当時から受け継がれる最良スペックは、自社工場で製造することで、より高いクオリティをキープしている。

今年は様々なイベントへの積極出展を予定しているそうで、さらに多くのユーザーにアペックスのデモカーや製品を体感してもらう機会を設けていきたいという。チューニング黎明期からそのブームを牽引している古豪ブランドの新たなる展開から、今後も目を離すことができない。

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