攻めの9.5Jを追加ラインアップ

フランジを押さえ込むように伸ばしたスリムスポークで、スポーツホイールが要求する軽さと応力分散性、そして剛性を高次元で満たした上で、それぞれのスポーク間を結ぶブレースリングによってステアリングレスポンス向上までも果たすエンケイのレーシングレボリューションNT03RR。1998年に誕生したNT03の基本設計を踏襲しながら進化を重ねてきた人気モデルは、高剛性かつ軽量な一本へ導くMATDURAⅡフローフォーミングなど最新技術を注入した第4世代へ突入しているが、そこからGR86/BRZへ特化した派生進化を果たしたのがNT03RRタイプSSだ。

フランジを押さえ込むように伸ばしたスリムスポークで、スポーツホイールが要求する軽さと応力分散性、そして剛性を高次元で満たした上で、それぞれのスポーク間を結ぶブレースリングによってステアリングレスポンス向上までも果たすエンケイのレーシングレボリューションNT03RR。1998年に誕生したNT03の基本設計を踏襲しながら進化を重ねてきた人気モデルは、高剛性かつ軽量な一本へ導くMATDURAⅡフローフォーミングなど最新技術を注入した第4世代へ突入しているが、そこからGR86/BRZへ特化した派生進化を果たしたのがNT03RRタイプSSだ。

さて、今回注目してもらいたいのは、チューニングが急速に進むFA24事情を踏まえて追加されることとなった9.5Jの新サイズだ。

「ライトチューンなら235サイズでも十分でしたけど、チューニングレベルが高まるほどにグリップレベルへの欲求は強くなる。そこで、最小限のフェンダー加工で265サイズが履きこなせるように、サイズ追加をリクエストしました」とは、エンケイとユーザーの橋渡し役になってタイプSS誕生のきっかけを作ったRG-Oの大住さん。

そんなことから、今回追加される9.5Jは、フロントとリヤそれぞれに265サイズで最適な履きこなしが実現できるように配慮され、+45と+52が用意されている。誰もが気軽に履きこなせた従来の9Jとは異なり、9.5Jは車高やキャンバーなど周辺セットアップも要求するチューナーモデルとなるが、この新サイズの登場で、FA24のチューニングパワーを速さに変える足元が実現できるのは間違いない。GR86/BRZ特化の進化を突き進むNT03RRタイプSSで、コーナリングマシンとしての頼もしさを存分に高めよう。