【東京オートサロン・クアラルンプール2023特集】マレーシアで東京オートサロン・クアラルンプール2023が開幕
イベント
6月9日(金)、マレーシア・クアラルンプールの首都郊外にある、マレーシア国際貿易展示場(MITEC)のホール2-4にて、『東京オートサロン クアラルンプール2023』が開幕。オープニングセレモニーが行われた。
現地時間20時から行われたオープニングセレモニーには、マレーシア投資貿易産業省のトゥンク・ザフル大臣をはじめ、イベントの主催者であるミューズ・グループ・アジアのリドゥワン・マトニ氏とエレメントXストラテジーズのジェイソン・ヤップ氏、そして東京オートサロンを管理する三栄の伊藤秀伸社長が登壇した。
開催にあたりトゥンク・ザフル大臣は、以下のようにコメントした。
「本日は、マレーシアにとって記念すべきイベントにお招きいただき、ありがとうございます。
自動車好きの皆さんは、東京オートサロンという権威あるイベントをご存じでしょう。この取り組みは、非常に革新的であるだけでなく、マレーシアやASEAN地域だけでなく、日本と地域の自動車・アフターマーケット業界関係者がより大きなビジネスチャンスを得るための仲介として、非常に大きな価値があると信じています。
1983年に始まった東京オートサロンは、現在では自動車・チューニング業界における最大級のイベントとなっています。プレス関係者や自動車業界の著名人を含む30万人の来場者があり、重要なプラットフォームとしての地位を確立しています。そして今回、初開催となるクアラルンプールでのショーには、8万人から10万人の来場者が見込まれています。
東京オートサロンは、鮮やかな展示と活気ある雰囲気に加え、ビジネスチャンスとコラボレーションを開拓し、強化するための影響力のあるプラットフォームとしての役割を担っています。マレーシアの企業や団体が、この機会を十分に活用することをお勧めします。
皆さん、マレーシアは、ASEAN市場において競争力のある活気ある自動車ハブになるための潜在能力、インフラ、必要なサポートシステムを有しています。しかし、この目標を達成するためには、海外の投資家や企業を惹きつけるだけでなく、自国や産業、労働力にも利益をもたらすような、戦略的な取り組みが必要です。これは、先進技術のハブとなり、高所得国へと移行するというマレーシアの目標に合致しています。(中略)
皆さん、東京オートサロン・クアラルンプールが、こうした取り組みに貢献するだけでなく、マレーシアの革新的で創造的な自動車起業家の新しい世代にインスピレーションを与えることを心から願っています。精巧な展示の裏側には、マレーシアの経済に大きく貢献する産業があり、そこには計り知れないチャンスがあります。
本日ご出展の日本企業の皆様、心より歓迎申し上げます。そして、マレーシアが皆様のさらなる事業拡大の計画をどのようにサポートできるのか、ぜひご検討ください。私たち投資貿易産業のドアはいつでも開いています。
そして、皆さんと同じように、これからのエキサイティングなショーを心待ちにしています。ありがとうございました」
マレーシアで初開催となる東京オートサロン・クアラルンプールは、コロナの影響で困難に直面したアフターマーケット業界を再び活性化させるべく、地元のカスタムメーカー&ショップの出展を中心に、マレーシアのカスタムカーファンを盛り上げようと、日本から招待したカスタムカー14台が展示されるなど特別に企画されたイベントや企画を実施する。
会場には、日本車をベースにカスタムを楽しんでいる車両が数多く展示され、地元のクルマ好きたちから注目を集めていた。東京オートサロン・クアラルンプールは、6月11日(日)22時まで開催される。
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