基本情報
車両コンセプト
1998年に世界屈指のラリーチーム「TTE」(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)にてドイツで組み立てられました。カルロス・サインツがハンドルを握り、1998年オーストラリアラリーにて総合2位、そして1999年アルゼンチンラリーにて総合5位に入賞、1999年シーズン終了後「TTE」の手により、エンジン、トランスミッションを蘇らせ、特に痛みの激しかったシャーシーをTC621よりTC675に差し替え、競技に参加できるレベルまで蘇らせたものをトヨタ・ノルウェーが譲り受けました。2002年までノルウェー国内ラリー選手権に参戦し、その後トヨタショールームにて展示。2020年にトヨタ・ヒストリック・チームに譲られ、いくつかのヒストリックレースに参戦、2023年に徳島トヨタ自動車が譲り受け、今なお現役の状態を保っています。TTEが手掛けた最後の個体の一つで、当時の最先端技術を詰め込んだワークスカーとなります。