図太い野性味サウンドと高効率レイアウトを両立した、新世代N1マフラー

高出力化したGRカローラのキモとなる純正可変排気バルブ。このシステムを丸ごと最適化し、排気効率を再構築したのがアペックスの N1エボリューションエクストリーム(37万4000円) だ。

純正のセンター主流路×3本出しに対して、左右大径2本を主流路とする独自設計を採用。断面積をしっかり確保しつつ、通常走行では 50φ×2、高負荷時は 60φ×2 へ切り替わる排気レイアウトで効率を大幅に向上。純正制御を活かした電子バルブとの連動で、走行状況に応じて排気流路を最適化する。さらに、大径130セルを採用した スーパーキャタライザー(45万1000円) と組み合わせれば、より高次元の排気効率が狙える。

テストドライブを行ったNOB谷口は「図太く重低音寄りの音質で、トルクフルな特性に合っている。室内でも変化がはっきり体感できるはず」とコメント。見た目以上に走りの質が変わるアップデートだ。

可変バルブを含むシステム全体を再設計することで、GRカローラのポテンシャルを余すことなく引き出す仕上がり。野性味あるサウンドと高効率レイアウト、その両方を求めるオーナーにふさわしい一本といえるだろう。