AE86界の頂点を実現するべく開発された逸品!

このモデルを超えるホイールは存在しない。このサイズでは世界でもっとも軽いのだ。そのために採用したのがマグネシウム鍛造という材質・製法である。『フォージングRマグ』は、アルミ鍛造ホイールであるフォージングRの究極モデルとして、あるハチロクのために開発された。それがRSワタナベのデモカーで、同社専務の渡辺万三志さんの愛機でもあるAE86だ。

マグネシウム鍛造製法を採用にすることで、アルミ鍛造モデルと比べて約3分の2という軽さを実現。取材撮影した試作品の重量は4.5kgで、すでに驚くほど軽かったが、まだ削れる部分があり、市販時には4kgを切ることが目標だという。

ホイールの軽量化は加減速、路面追従性など様々な面で効果が絶大で、ばね上に比べて10倍の効果があるとも言われている。鍛造マグにより1本あたり約2kg軽くできれば、バネ上で言えば約80kgの軽量化に匹敵する効果が期待できるのだ。

マグネシウム製でありながら競技専用品とするのではなく、JWL適合品としたのもこだわり。ただし、価格は安いものではないので、本当にトップを目指すユーザー向けのモデルとなる。まずは15インチから発売し、その後、第二世代GT-Rをターゲットにした18インチなど、サイズ設定を拡大していく予定となっている。