スーパー耐久への参戦も発表!

話題性という意味でも東京オートサロン2025でトップクラスの存在となった、GRヤリスMコンセプトが、コンセプトカー部門の最優秀賞を獲得した。

「Mコンセプト」の「M」はミッドシップの意味で、新開発された2.0L直4ターボのG20E型エンジンをGRヤリスにミッドシップ搭載する。

トランスミッションはGRヤリスの6速MTで、駆動力をフロントにも伝えるカウンターギヤユニットと、駆動力配分を司どる電子制御カップリングを備え、AWDを実現させている。

このパッケージングでS耐への参戦も正式に発表され、7月開催の第5戦オートポリスでデビューする予定だ。

「最優秀賞を受賞させていただき、本当にありがとうございます。このクルマはモリゾウこと豊田会長の発案で生まれ、モータースポーツを起点に、まだ出来立てほやほやな状態ですが、オートサロンに来ていただいたお客さんにからも様々な意見をいただいて、お客様と一緒に開発をスタートさせているという実感を得られて、本当に感謝しています。まだエンジンが乗ったばかりで開発は続いていまして、スーパー耐久にも出場することが決まりました。まずはそこから壊して直してをやっていって、よりいいクルマ作りを進めていきたいと思います」とはGRヤリス開発担当 齋藤尚彦CE。

2025年のモータースポーツシーンは、このGRヤリス M コンセプトと新開発エンジンの動向に注目だ。