前作よりも多彩な車種にマッチング可能!

2017年に惜しまれつつも生産終了となったワークの「VS-KF」。このモデルが、現行車にもマッチする強度とデザインを兼ね備えた「VS-KF♯」として復刻発売された。

基本的なシルエットこそかつてのKFを踏襲しているが、強度を上げつつ有機的な陰影を出すべくスポークのキャラクターラインを変更。筋張ったデザインとすることで、エッジの立ったシャープなシルエットを実現している。

また、スポークのラウンド加減もかつてのKFとは異なるポイントで、広がりのある特徴的なスポークデザインをより立体的に楽しめるデザインとなる。

純正で大容量ブレーキを装着している現行車への装着も考慮し、スポーク裏面のデザインも大きく変更されている。かつては15インチ等の小径モデルも存在していたが、新作のKF♯は18インチ〜21インチとサイズラインナップも異なる。

とはいえ、近年のVS-KF人気の中心であったツアラー系モデルにベストマッチなサイズが展開されているのは嬉しいニュースだ。

ワークブースに装着デモカーとして置かれていたのはレクサスLC。カタログにはR35GT-Rを採用するなど、プレミアムモデルをメインのターゲット車種として据えていることからも、生まれ変わったKF♯の高性能さを伺うことができる。

一方、ガレージアクティブブースのドライカーボンR32GT-Rにも装着されるなど、従来のKFイメージとは異なる履きこなしもオートサロン会場でお披露目された。特徴的なスポークシルエットはそのままに、より幅広いモデルへとマッチングできるホイールへと生まれ変わったかたちだ。