知っていますか?ロールバーのメリット!乗員保護とボディ剛性アップだけじゃない!
チューニング
ボディ劣化の抑制にも繋がる!
インテリアチューンのなかでも硬派な部類に属するロールバー。車内を鳥カゴのように囲うことからロールケージとも呼ばれる。ウインドウ越しにバーがチラリと覗いているだけで、かなり“本気な仕様”に見えるから不思議なもの。レーシーな雰囲気に仕上げたくて、ロールバーを組み込む…という人も決して少なくはないだろう。
そんなロールバーはご存じの通り、車内を頑丈な鉄パイプで囲むことで、万が一の事故や横転時に乗員を保護するという役割を担っている。JAF公認のレースでは必ず装着が義務付けられているといってもいいほど、安全性を高めるのに効果的なパーツなのだ。
サーキット走行ではクラッシュのリスクも高まる。峠道や高速道路をかっ飛ばす…なんて人も然り。万が一のことを考えて、ロールバーを組み込んでおくのは有効と言える。特にルーフがないオープンカーだと、サーキットによっては走行会レベルでもロールバーを義務づけていることも。確かにあるのとないのでは安全性はまったく変わってくる。ぜひ装着しておきたい。
もうひとつ。ロールバーを入れるメリットは、ボディ剛性が格段に高まることだ。外部からの入力により、クルマのボディは多少なりとも歪んでいるもの。それが原因で、サスペンションが本来の役割を果たせないこともある。 しかし、ロールバーを組み込めば、突っ張り棒のような役割を果たし、ボディの変形を防いでくれる。ボディを固めると乗り心地が悪くなる…と思われがちだが、ちゃんとしたダンパーを入れれば、むしろ乗り心地がよくなるほど。
ただし、ロールバー導入によるデメリットもある。それは車量が増えてしまうことだ。たとえば、もっとも標準的な構成となる前席まで囲う6点式だと、22〜23kgとそれなりの重さ。感覚的には、小学1年生のこどもをひとり載せているくらいだ。また、乗車定員や積載スペースが犠牲になるのは確かだし、組み込むタイプによっては乗降性や視認性に影響がでることもある。そうしたことをよく理解して、自分にぴったり合ったロールバーを見つけ出したい。
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