昭和後期から平成初期の時代、多くの走り屋が憧れ、装着していた人気パーツやアルミホイール。いつの日か、人知れずラインアップから消えてしまったが、市場からの熱いエールによって今ここに復活を遂げる。

BRIDGESTONE POTENZA SUPER R・A・P evo.

1988年(昭和63年)に誕生した「SUPER R・A・P」。その特徴は、見た目は“白く塗られた鉄ッチン”っぽいのだが、実際には高性能なアルミ製、超軽量ホイールというところ。

東京オートサロン2023会場にて、唐突に展示されていたこのホイールだが、全盛期を知るアラフォー&アラフィフ世代が見逃すハズはない。その反響は大きく、“あの頃”に思いを馳せるオーナーが実に多かった。

当時モノは2ピース構造だったが、復刻版の「evo.」では、製造技術の進化によって1ピースとなったのもトピックだ。

SSR SPEEDSTAR

国産車だけでなく、外車のカスタムマシンにも人気があるマークⅠ。そのシンプルなデザインは飽きがなく、それでいて一目で“クルマ好き”というのが分かる逸品。インパクトも絶大だ。

マークⅡは、力強い十字のスポークがアイデンティティ。段リムの3ピースホイールならではの、マイナスオフセットのラインアップがあるのも嬉しい。

マークⅢは攻撃的なデザインの8本スポークタイプ。KP61やAE86、ケンメリにハコスカ等、当時の走り屋ベースマシンにバッチリ似合うデザインだ。

ENKEI NeoClassic シリーズ

1979年発売のAPACHE2のデザインを踏襲し、1ピース構造でリメイク。設定されるのはワンサイズで、現代のKカーにジャストフィット。スポーティームードを格段に高めてくれる。

1982年に発売されたエンケイメッシュ4を再現したENKEI92。カラーはゴールド、シルバー、ブラックの3色で展開。リムはダイヤモンドカット仕上げとし、当時のイメージを精密に再現している。