昨年に引き続き、富士スピードウェイで開催された『KUHL&VRARVA大感謝オフ会』。クールのユーザーはもちろん、YouTubeを見てクールを知ったファンも含めて「愛車自慢をしながら交流を深めましょう」というお祭りだ。 当日はドリフトの同乗走行に始まり、ドラテク講習会やオフロード同乗体験、最大傾斜角45度の登坂キット体験、カスタムカーでの自動ブレーキ体験など、来場者が実際に体験できるイベントが盛り沢山。各コンテンツはイベント終盤まで途切れることなく大盛況だった。 そして、来場者が主役になるコンテンツが愛車自慢。ここではコンテスト参加車両に加えて、多くの猛者が集ったオフ会車両からも気になったマシンをピックアップして紹介しよう。

ひと目で分かるホワイト×チョコミント

中学生の頃からクルマ好きで、YouTubeでクールや片岡社長のことを知り「いつかクールでクルマを購入したい」と思ったという初志を貫き、ZC33Sをコンプリートカー購入したよねさん。こだわったのは、好きなホワイト×チョコミントのカラーに仕上げること。ホイールはワークのシーカーCXをチョイスし、カラリズムオプションでエナジーミントをセレクト。この配色と揃えるように内装もミントカラーのラッピングや塗装を自分で施し、統一感のある仕上がりになっている。

追求したのは走れるワイドボディ

北海道からイベントに参加していた居壁さん。オートサロンでクールの展示を見たときから「走れるワイドボディのスポーツカーに乗ってみたい」と思って、昨年3月にオーダー。10月には新車のベース車両がクールに入ったものの、冬場の北海道に納車されても乗れないので、じっくり時間を掛けて丁寧にワイドボディを製作してもらい、今回のイベント前日に納車されたそうだ。こだわった部分はやり過ぎないキャンバー角と、白黒の配色。走りや実用性を犠牲にしたくことと、デザインの派手さをカラーリングで大人しく見せたいためだ。

ブラック基調に差し色のレッドで魅了

黒いボディに映える赤を部分的に入れているのは、華さんのロードスターRF。YouTubeを見たことでクールを知り、黒のロードスターが欲しかったことと、クールのエアロが気に入ったことで、コンプリートカー購入したそうだ。ただ、エアロをボディ同色で取り付けるのではなく、ホイールのディスクカラーと同じく赤の塗り分けをオーダー。また、リヤスポイラーだけはインテグラル神戸のオリジナルを取り付けて、さらなる個性を追求している。