優れた乗り心地と3年6万kmの長期保証が魅力!

HKSが展開するハイパーマックス車高調シリーズの中でも、ストリートでの上質な“走り心地”を追求したモデル「ハイパーマックスS」。そのラインナップに、テスラモデル3(RWD)用がついに加わった。

ハイパーマックスSのコア技術は、やはりバルブシステムだろう。ピストンスピードが遅い微低速域からしっかりと減衰力を立ち上げ、逆にハイスピード域では過度な減衰をカットするという独自のPVS(プリロードバルブシステム)をデュアル化して投入。これにより、路面の凹凸による過振動をしっかりと吸収しながら要所はキッチリと抑える絶品の乗り心地を実現した。

減衰力調整機構においてオイルの流量を決めるニードルも、調整範囲の大きなワイドレンジタイプを投入。30段の減衰力調整機構に変わりはないが、ダイヤルを回した際の変化量は従来モデルよりも大きくなっている。特にソフト方向のセッティング幅が広げられているので、街中でのコンフォート性能はこれまでのモデルでは味わえないほどのものとなった。

アッパーマウントはフロントのみピロ仕様で、リヤは強化ゴム仕様。スプリングレートはフロント8kg/mm、リヤ9kg/mmの設定。車高調整範囲はフロントが純正プラス1mm〜マイナス75mm、リヤが純正プラマイ0mm〜マイナス73mmとなる。

価格は43万7800円。リヤのアッパーマウントを専用設計とすることで、取り付けやすさと優れた乗り味、さらには減衰力調整にしやすさも追求した高機能なアイテムなので、オーナー諸氏はお見逃しなく!