圧力損失の低減と高い冷却性能を両立

今回紹介するのは、GRヤリスチューンを精力的に展開しているHKSが展開している「Rタイプインタークーラー」だ。

新規積層タイプコアの採用により重量増を最小限に抑えつつ、圧力損失の低減と高い冷却性能の両立を実現。コアサイズは幅645mm×高さ205mm×奥行き105mmと、純正(幅645mm×高さ145mm×奥行き80mm)から大幅な容量アップを果たしている。

ちなみにコア厚は純正よりも増すが、フィン形状の最適化により通過する風量を確保。気になる水温への影響も最小限に抑えられているのだ。

GRヤリスの純正インタークーラーウォータースプレーを活かすための「オフセットブラケット」はオプション設定だ。

上記グラフは、フルノーマル/パワーエディター装着/インタークーラーキット装着/パワーエディター+インタークーラーキット装着という4パターンでのパワーチェック結果を示したものだが、チューニングの進行と共にパワー&トルクは上昇。純粋にインタークーラーのみの交換でも、5.6psのパワーアップを達成している点は注目だ。

価格はインタークーラーキットが21万7800円、ウォータースプレー移設ブラケットが7700円。GRヤリスのターボパワーを存分に味わいたいオーナーにとっては要チェックのアイテムと言えよう。