高い吸気効率と安定した吸気温度を両立

HKSが展開する究極の吸気システム”コールドエアインテーク”シリーズに、WRX STI(VAB)用が登場だ。

この製品は、剥き出しエアクリーナーをドライカーボン製のインテークボックスに収めることで、エンジンルームの熱害を遮断。フレッシュエアをダイレクトに取り込める構造とし、大幅な吸気温度の低減を実現する。また、軽量マテリアルの採用によって大幅な軽量化を達成しているのもトピックと言えよう。

性能は抜群だ。20分のアイドリング後、市街地や郊外、高速道路などの走行パターンを模したWLTCモード(世界的な燃費基準)で吸気温度の推移を測定したところ、全域で純正よりも低い吸気温度を実現(HKS社内テスト)したのだ。

なお、このアイテムはレーシングサクションの発展版という位置付けで、すでにレーシングサクションを装着しているユーザーのアップグレードにも最適だ。価格はフルキットが14万800円、インテークボックス単体が9万6800円となる。