前回の東京オートサロンでBBS ジャパンオリジナルアルミニウム合金新素材「FORTEGA(フォルテガ)」を発表したBBS ジャパン(東8ホール)ですが、今回もこのフォルテガを使用したBEV向けのコンセプトモデルとしてFORTEGA製鍛造ホイールを登場させています。

フォルテガはこれまでのアルミ鍛造よりも 120%強く、その剛性を維持したまま 10%の軽量化を実現できる素材で、「軽さと強さ、そして美しさ」を、駆動用のバッテリーを積んだ重量級のBEVにも提供をしていきたい、という思いで製品化を目指しているようです。

今回はBMW iX3に装着しているのが、その開発中のホイールです。ノーマルホイールよりも1インチアップ、0.5Jワイドなホイールにスポーティタイヤを装着するという一般的なカスタムの内容を盛り込んでも車両重量で28.2㎏も減少。1本あたり7kgもの軽量化を実現できるということです。タイヤ、試作・基礎評価を経て、現在は実走評価の段階に移っているということですが、開発エンジニアもテスト走行に参加するという気合いの入れようです。ちなみにこのコンセプトモデル、次回の東京オートサロンでの発売開始を予定しているということです。

さらに、2024年はBBSのロングセラーモデルである「LM」が発売 30 周年を迎えるということで、これを記念して2024 年に発売する限定モデルカラーオーディションを開催しています。ブースにあるNISSAN GT-R、BMW M4の2台には4色の限定カラーのLM が装着されています。この中から、好みのホイールカラーを選んで投票してみましょう!