それぞれの車両に明確なコンセプトが存在!

日産自動車は、日産グループである学校法人日産学園 日産・自動車大学校の学生が制作したカスタムカーを、東京オートサロン2024に展示すると発表した。

ELGLAND GLASSIER

まず1台目はE52エルグランドベースの「ELGLAND GLASSIER」。その車両コンセプトは、「紡ぐ」というもの。仲の良い6人家族での使用をイメージして制作された車両だ。

家族全員でキャンプを楽しみ、笑顔が絶えないクルマをいうことを目指すとともに、アウトドアを満喫しながら家族の絆を深めて欲しいという願いが込められた。オフロード感を増すためにエクストレイル(T33)のフロントマスクがスワップされている点もポイント。

また災害時に悪路を走行することを想定し、車高はベース車両のエルグランドから4cmアップし、ルーフには大型テントも設置。

SETO

2台目はZ12キューブベースの「SETO」。「過去と現在の架け橋」をコンセプトに、お洒落なカフェや都会のナイトライフをクルマと共に楽しむシーンをイメージ。ユニークで可愛いパイクカーに仕上げられている。

Adonis SKYLINE

3台目のAdonis SKYLINEは、ER34をベースに「誰もが夢中になってしまう美少年のようなクルマ」というコンセプトのもと50mmのワイド化が施されたマシン。制作過程では、ボディラインのゆがみが出ないよう、位置合わせや修正に多くの時間を費やしたという。

インテリアはダッシュボードの表皮を変更し、落ち着いた車内空間を演出。ボディカラーには「Adonisホワイト」と名付けた、学生オリジナルのフレッシュな調色を施してコンセプトである美少年を表現しているとのこと。