【NOB谷口が試乗】電気自動車の、いやテスラの圧倒的な加速力に後塵を排するかたちとなった「ガソリン車 vs 電気自動車」加速対決の前編。それぞれの持つ特性上、仕方ない結果とはいえ、このままではガソリン車、チューンドカーのプライドが……。どうなる後編?

敗北続きのガソリン車軍団が遂に裏ボスを投入!?

近年シェアを拡大しつつある電気自動車(BEV)。ガソリン車とは異なる出力特性から来る独特の加速感と速さは常に話題に上がる要素といえる。そこでオートサロンTVでは、テスラとガソリン車のチューンドを集めガチンコゼロヨン対決を敢行! 今回はその後編の模様をお届けする。

S30Z、RZ34とチューニングカーを連続で投入してきたガソリン車チームだったが、ノーマルのテスラ相手にまさかの3連敗を喫してしまう。

そこで投入されたのがアートテック花塚製作の700馬力仕様R35GT-R。国産車最強の名は伊達ではなく、谷口信輝選手のドライブでテスラチームに一矢報いることができた。

しかしそれも束の間、テスラチーム最速のモデルSを前に一歩及ばす。またしても敗北という苦い結果に。

しかしガソリン車チームはこの結果も想定済み。国産車最強R35GT-Rを上回る存在の裏ボスとして用意していたのが、完全ドラッグマシンとして製作されたアートテック花塚のデモカーR33GT-R。

最高出力は余裕の1000馬力オーバー、ゼロヨンタイムは9秒3という驚異のスペックを引っ提げ、834馬力のモンスターEV“テスラモデルS パフォーマンス”に挑む。ガソリン車vs電気自動車、その対決の結果やいかに!?