後々のセッティングデータ変更も可能!

ECUには一切手をつけず、車両の圧力センサーと圧力センサーハーネスの間にカプラーオンで割り込み接続するだけで、ブーストアップを実現するHKSの『パワーエディター(4万4000円)』に、待望のVN5型レヴォーグ用が設定された。

最高出力はノーマルの158.0psから162.8psに、最大トルクは29.3kgmから30.1kgmにそれぞれアップ。パワー&トルクともに最大変化幅でいうと大きくはないが、3200rpm〜5000rpmという実用回転域の出力特性を改善させることで、数値以上に余裕のある走りを生み出してくれる。

また、HKSではデフォルトのデータに満足できないユーザーへ向けた独自サービスも用意している。キット付属のUSB接続ハーネスでパワーエディター本体とPCを接続すれば、誰でもブーストアップデータを編集(HKSのWEB上から編集ツール“Easy Writer”をダウンロードする必要あり)できるのである。

セッティングにはそれなりの知識も必要だが、こうした発展性は大きな魅力と言える。復帰用コネクターも同梱されており、セットすれば瞬時にノーマル戻しを行うことも可能だ。

●問い合わせ:エッチ・ケー・エス 静岡県富士宮市北山7181 TEL:0544-29-1235