サーモスタット内蔵でオーバークールとは無縁!

スポーツ走行をするとあっという間に油温が130度を超えてしまうGR86&BRZ。純正で水冷式オイルクーラーを備えているものの、十分な冷却容量とはいえない状況だ。そんな弱点を解決してくれる空冷オイルクーラーキットがHKSから発売された。

HKSは純正よりも油温が厳しくなるスーパーチャージャー仕様のGR86でテストを実施。純正状態では走行6分で油温が130度に達したが、オイルクーラー装着車は最大121度で安定。連続周回に対応した冷却環境を実現している。

アルミ削り出しのオイルフィルターアタッチメントにはサーモスタットを備え、オーバークールも防いでくれる。季節を選ばず通年での使用が可能だ。

コアを左フロントフェンダー前部に設置するため、純正のウォッシャータンクは使用不可能になる。そのためHKSは専用のウォッシャータンクを開発。ウォッシャー液は問題なく純正同様に使用可能だ。

この他専用のエアガイドパネルやフィッティング等のショートパーツも全て付属で価格は23万9800円。GR86&BRZ両対応で、HKS製GT2スーパーチャージャー仕様車でも装着可能。夏本番を迎える前に導入しておきたいアイテムだ。

●問い合わせ:エッチ・ケー・エス TEL:0544-29-1235