軽トラベースのオーバーランダーか、軽自動車登録のトレーラーか、あなたならドッチ?【東京オートサロン2023】
カスタムカー
ランニングコストや用途で変わるぞ軽トラキャンパーの世界
ハイゼット・トラックがベースのオーバーランドスタイル
日本が世界に誇るスモールモビリティの雄、軽トラ。TOKYO OUTDOOR SHOWのダイハツブースには、軽トラの代表格であるハイゼットをベースにした数々のカスタマイズ車両が展示された。その中から一台ピックアップするのが、こちらのオーバーランドスタイル。バンパーガードやフォグランプでタフなルックスを獲得し、荷台の上にはルーフトップテントを装着している。
ルーフトップテントを支えるのは、荷台の上を覆うように取り付けられたベッドラックシステム。こうすることで軽トラに就寝スペースを生み出し、キャンパーとしての用途にも応えてくれる。
ベッドラックの隙間を埋めるような形のストレージボックスも装着。これで剥き出しの荷台に置いておきたくない荷物も収納することが可能だ。
軽自動車登録のトレーラーという選択肢もあり
ところ変わって、こちらはブラストトレイルのブース。展示されていた小型のトレーラーは、まるで軽トラの荷台部分だけをトレーラー化したような「BLAST FARM T-33」というモデルで、こちらもルーフトップテントを装備している。じつはトレーラーもクルマと同じように登録を行なってナンバーを取得する必要があるが、このモデルは軽自動車としての登録が可能。普通登録の場合は新車で2年、それ以降は1年ごとの車検が必要となる一方、軽自動車登録なら2年ごとでOK。ランニングコストが抑えられて登録手続きも簡便だ。また、トレーラーは車両総重量が750kgを超えると牽引免許が必要だが、このモデルの重量は190kg、慣性ブレーキ付きでも210kgなので普通免許で牽引可能である。
こちらは「BLAST FARM T-33」より少し大きめの「BLAST CARGO T-99」というモデル。サイズは全長3360mm、全幅1460mm、全高1800mm、重量は330kgで、同じく軽自動車登録が可能だ。
展示車両の内部は天然木を使ったおしゃれな空間に変身。ベンチを兼ねたベッドやテーブルなどが備わり、電気配線も行なわれている。
最初から軽トラをベースにカスタマイズをするか、すでに所有しているクルマで軽自動車登録のトレーラーを牽引するか。どちらがよりコストパフォーマンスや使い勝手に優れるかは、その人の生活環境や用途、すでに軽トラを所有しているか否かといった条件によって変わってくるだろう。ますます広がりを見せるアウトドアレジャーの世界において、軽トラ&軽トレーラーの存在感は増すばかりだ。
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