トヨタ セリカ GT-Four
基本情報
車両コンセプト
1995年に世界屈指のラリーチーム「TTE」(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)の車両として出走しました。TEINの藤本がハンドルを握り、1995年サファリラリーにて優勝。ゴール直後の状態で日本に空輸され、トヨタ自動車が各所で展示していましたが、2019年に藤本個人が譲り受け、スタート時の状態に復元することを決断しました。ドイツへ輸送後「元TTEエンジニア」の手により、シャーシーを蘇らせ、特に痛みの激しかった一部のボディーパネルを当時セリカRCとして欧州で販売されていた量産車から移植、エンジンは部品洗浄を施し当時のままの状態に再組付けし、競技に参加できるレベルまで蘇らせました。ダンパーを冷却するスプレーや、遠くからラリーカーと視認させるためのウイングライトなど、このセリカの随所に「サファリスペック」といえる特徴があります。当時のメカニカルな魅力を詰め込んだワークスカーとなります。