国内大手メーカーも集結!東南アジアチューニングシーンの最前線で聞いたメーカー首脳陣の展望
イベント

昨年に続き2年連続で開催された東京オートサロンクアラルンプール。熱きカスタムカーシーンとして進化を続けるマレーシアの舞台に、国内大手チューニングパーツメーカーの首脳陣も集結。出展の意図や想いを聞いた。
HKS 代表取締役社長 水口氏

出展の目的としては、今年の東京オートサロン2024で発表させていただいたコンプリートカープロジェクト「THE HKS」のプロモーションというのがあります。我々は国内外に多くのファンの方がいらっしゃいますので、その国や地域、気候に合わせた車両製作が可能ということを周知したいと考えております。
東南アジア地域は我々に取って現状でも非常に大きな市場です。さらに、クルマ好きの年齢が非常に若いというのもポイントです。まだクルマを持っていないような子供たちにも、HKSという存在をアピールして、将来のユーザーになってもらえるようアピールできたらと思っています。
昭和トラスト 取締役 飯岡氏

発展を続ける東南アジアシーンには以前から強い興味がありました。日本の東京オートサロンからの流れで今回東京オートサロンクアラルンプール出展のお話をいただけたので、良い機会と捉えて出展させていただきました。私たち単体で海外にアピールするよりも、「東京オートサロン」のネームバリューを使わせていただける方が、日本側一丸となってアピールできて心強いとも思います。
東南アジアは現状まだまだ開拓段階の市場です。シンガポールでは一定の知名度がありますが、カンボジアなどはまだまだ認知されていません。マレーシアを軸に、東南アジア地域を開拓したいと考えていますので、来年以降も機会があれば是非とも出展させていただきたいですね。
東名パワード 取締役社長 里井氏

元々シンガポールやマレーシアではかなりの支持をいただいてました。そんな時に、同じグループのトラストさんが出展するという話を受けて、弊社も合同で参加させていただくことになりました。
東名パワードといえばやはりエンジンをアピールしたい。とはいえ、普段イベントに展示しているRB26は国内のイベントで使用する予定があったので、新規に展示用RB26をもう一機組み上げて持ち込みました。それをするほどの価値がこのイベントにはあると感じています。
ブースに立ち寄ってくださった現地の方々と会話していると、意外にもR35GT-Rの需要が多い。こういうことも、実際に参加してみないとわからないことですよね。現地で愛されている多彩なエンジンのチューニングパーツとして愛されるようアピールを続けていきたいです。
OS技研 取締役社長 何森氏

東南アジアの一般ユーザー層には、まだまだハードなチューニングが浸透していません。やっぱり、ドレスアップメインの方が多いんですよね。なので、これからの市場だという認識です。
しかしながら、実際にマレーシアでFK8型シビックタイプRに弊社のLSDをインストールして乗られてる方がセッティングの相談にいらっしゃいましたし、現在では弊社しか製造していないパルサーGTI-R用クラッチの相談にいらした方も。パルサーに関しては、マレーシアで既にお使いいただいてる方がいて、その方の繋がりでした。
「無いモノは造れ」の精神で成長を続けてきた弊社です。そのスピリッツが伝わるよう努力していきます。
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