4万4000円で実用域のパワー特性を改善

ECUには一切手をつけず、車両の圧力センサーと圧力センサーハーネスの間にカプラーオンで割り込み接続するだけで、ブーストアップを実現するHKSの『パワーエディター(4万4000円)』に、待望のJJ2型N-VAN用が設定された。

出力特性はレギュラーガソリンを給油するか、ハイオクガソリンを給油するかで異なる。レギュラーガソリン給油時は52.7psから55.0psへと出力が高まるとともに、低回転時のトルクを高め街乗りでの小気味良い走りを実現する。

一方、ハイオクガソリン給油時は53.0psから57.9psへとパワーアップ。高回転域のトルクを高め、高速道路の巡航でも余裕のある走りが楽しめる。

また、HKSではデフォルトのデータに満足できないユーザーへ向けた独自サービスも用意している。キット付属のUSB接続ハーネスでパワーエディター本体とPCを接続すれば、誰でもブーストアップデータを編集(HKSのWEB上から編集ツール“Easy Writer”をダウンロードする必要あり)できるのである。

セッティングにはそれなりの知識も必要だが、こうした発展性は大きな魅力と言える。復帰用コネクターも同梱されており、セットすれば瞬時にノーマル戻しを行うことも可能だ。