エッチ・ケー・エス(西1ホール)は「Tune the Next」をテーマに、これまでのカスタマイズだけでなく、電動化やカーボンニュートラル、サステナブルといった、これからの時代に求められるカスタマイズの提案を行っていました。

コンプリートカーではなく、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズをしていくという、そのベースカーという提案の展示でということで、R35 GT-R、GR86の2台のカスタム車両がブース中央に展示されています。

他にもLEXUS LMをベースに「スタイリッシュ&コンフォータブル・スペース」をコンセプトにサーキットへの移動を楽しむ提案として「LEXUS LM HKS“e-Driving”Concept」を出品。リアのPassengerエリアには、移動時もサーキット走行を楽しむということでドライビングシュミレータ―が搭載されています。

さらに、同じくトランスポーターとして車内にバイクを積載したハイエース「HKS e-HIACE”Multi Energy”Concept」も登場。こちらは、200系トヨタ・ハイエースのワイド・スーパーロングをベースにHVコンバージョンキットを組み込み、いわゆるシリーズハイブリッド化した車両。容量25kWhほどのバッテリーを搭載し、そこへ直接外部からの給電はもちろん、エンジンを使用してジェネレーターで発電をし、バッテリーにチャージすることも可能。これらのHV化のシステムはすべて床下に配置が可能となっている。また、エンジンに使用する燃料には、カーボンニュートラル燃料を想定し、さらに液体燃料と気体燃料の両方を使用可能という。

他にも、持続可能なエネルギー源を活用したCNR FUEL(カーボンニュートラルレーシングフューエル)も参考出品するなど、これからの時代を見据えた提案が多数出品されている。