難燃性素材を採用した保安基準適合スペック!

GT-Rプロショップで知られる福岡県の“ガレージアクティブ”。今年も東京オートサロンにドライカーボンR(BNR32)を持ち込んできた同店だが、今年一番の見どころはR32純正ダッシュボードのリプロダクト品だ。

この製品は、ベースフレームを新規金型の樹脂で成形。その上に衝撃緩衝材と表皮を装着している。ガレージアクティブが持ち込んだアイテムは、展示用のスペシャル品としてナッパレザーとアルカンターラの組み合わせとなっていたが、純正同様の素材を選択することも可能だという。また、表皮は難燃性の高い素材のみを使用しており、日本の保安基準にも適合するスペックで仕上げられている。

なお純正ダッシュボードで浮きが発生しやすいエアコンダクト下部の水平ラインに関しては、2ピース構造とすることで解決を図っている。

なお今回持ち込まれたのはダッシュボード単体のみだが、今後は基本的なBNR32純正内装パーツのほぼ全てを同様の手法で製品化していくという。ダッシュボードに装着されていたデフロスターグリルもMUSE社製。今後の製品展開に期待が高まる。なおダッシュボードの単体価格はガレージアクティブと同仕様でオーダーした場合で45万円前後となる。