2700〜4200rpmまで大幅に出力特性を改善!

ECUには一切手を付けず、車両の圧力センサーと圧力センサーハーネスの間に割り込み接続するだけでブーストアップを実現するHKSの「パワーエディター」に、待望のGRカローラ用が設定された。

最高出力はノーマルの260ps(191kW)から266ps(196kW)に、最大トルクは38.0kgm(373Nm)から39.9kgm(392Nm)にそれぞれアップ。パワー&トルクともに最大変化幅こそ大きくはないが、2700rpm〜4200rpmおよび7000rpmオーバーという常用〜高回転域の出力特性を改善させることで、数値以上にパンチ溢れる走りを生み出してくれる。

また、HKSではデフォルトのデータに満足できないユーザーへ向けた独自サービスも用意している。キット付属のUSB接続ハーネスでパワーエディター本体とPCを接続すれば、誰でもブーストアップデータを編集(HKSのWEB上から編集ツール“Easy Writer”をダウンロードする必要あり)できるのである。

セッティングにはそれなりの知識も必要だが、こうした発展性は大きな魅力と言える。復帰用コネクターも同梱されており、セットすれば瞬時にノーマル戻しを行うことも可能だ。価格は5万8300円となる。

●問い合わせ:エッチ・ケー・エス 静岡県富士宮市北山7181 TEL:0544-29-1235