1/9 会場レポート Part2|TOKYO AUTO SALON 2026 | 東京オートサロン公式サイト
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1/9 会場レポート Part2

大迫力のW2RC参戦車両、TOYOTA HILUX RALLY CARが登場!

2026年のTOYO TIRESブースには、オンロード、オフロードで活躍するレースマシンやそれぞれのシーンで活用されるタイヤなど、今年も見応えある内容で注目を集めています。

11時30分からスタートしたプレスカンファレンスでは、今年も同社代表取締役清水隆史氏の挨拶から始まりました。1983年に誕生したオフロード用の「OPEN COUNTRY」と、1991年に誕生したオンロード用の「PROXES」。世界的に人気のこの2大トップブランドによる取り組み。また、それぞれのタイヤを使ってトップカテゴリーを戦うドライバーの紹介と、TOYO TIRESならではの魅力的なブースは今年も健在です。

ブース内でひと際目立っているが、こちらの「TOYOTA HILUX RALLY CAR」の W2RC参戦車両です。TOYOTA GAZOO Racing W2RCと協力し、2026年よりワールドラリーレイドチャンピオンシップの最上位クラスに参戦すると発表されました。ドライバーはTOYO TIRESの「OPEN COUNTRY」ブランドアンバサダーを務める三浦昴選手です。三浦選手は現在、ダカールラリーに参戦中のため会場には来ておりませんが、来場者に向けてビデオメッセージを披露してくれました。

今年から新たに「PROXES」のブランドアンバサダーに就任したのが、中山雄一選手です。この2026年は、レース専用タイヤ「PROXES Slicks」を装着した「メルセデスAMG GT3」で、ニュル24時間の最上位カテゴリーSP9クラスに参戦することが発表されました。ブースには、その実車も展示されています。

プレスカンファレンスに登壇したゲストは、以下の5名です。右より、能戸知徳選手、アラン・アンプディア選手、中山雄一選手、マッド・マイク選手、川畑真人選手。オフロードレースからドリフトまで、幅広いカテゴリーで活躍するTOYO TIRESならではのドライバーラインナップが魅力的ですね! 10日(土)、11日(日)にはブースにてサイン会も実施されます。

ラギッド感あるサイドデザインとスポーティなトレッドデザインを融合し、スタイリングを重視した新しいコンセプトタイヤも展示中。

レースマシンだけではなく、グローバルに通用するハイセンスなチューニングを得意とするMOONTECHが仕上げた「PORSCHE 911 GT3 TOURING」(装着タイヤ PROXES Sport 2)や、「SUBARU FORESTER」をベースとしたコンセプトモデル、「SUBARU FORESTER WILDERNESS PROTOTYPE」、「FORD F-150 RAPTOR」なども展示中なので、ぜひブースにてご覧ください。


VWのDNA「GTI」が、ID.シリーズに引き継がれた

話題のEVや日本初披露となる「ID. GTI」など、合計3台のEVを展示するフォルクスワーゲンジャパンは、東ホール8にブースを構えています。

プレスカンファレンスに登壇したのは、フォルクスワーゲンジャパンのブランドディレクター、マーティン・ザーゲ氏です。前年度より36%増加の3万1028台を販売と、国内でのシェアを確実に広げる同社にとって、日本の市場はとても重要とのこと。2025年9月にドイツ・ミュンヘンで開催されたIAAモビリティで初披露された「ID. GTI」は、この東京オートサロン2026が国内初お披露目! FF駆動の3ドアハッチバックをスポーティに仕上げた「GTI」は、登場から50周年を迎えました。ホットハッチという言葉を生み出した「GTI」のDNAをEVへと投入。ハニカムグリルや速さを象徴する赤いイメージカラーなど、走りもルックスも「GTI」を継承したこの実車を、ぜひ会場でご覧ください。

2022年に国内初投入されたEV「ID.4」が一部仕様変更し、正式に販売開始となりました。電動機が大幅に刷新され、最高出力は従来の150kW(204ps)から210kW(286ps)へ、最大トルクは310Nmから545Nmへと大幅に向上しています。

日本国内で販売されている車輛の中で唯一となるEVミニバン「ID. BUZZ」も展示されています。2025-2026インポート・カー・オブ・ザ・イヤー、2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤーのデザイン・カー・オブ・ザ・イヤー、JAHFA日本自動車殿堂インポート・カー・オブ・ザ・イヤーの三冠を達成したの魅力を、フォルクスワーゲンジャパンブースで堪能しましょう!


シボレー・コルベットのスポーツグレード「Z06」がマイナーチェンジ!20台限定の特別仕様車サントリーニ・エディションも設定

シボレーやキャデラックといったアメリカンブランドを日本市場に導入しているゼネラルモーターズジャパンは、東京オートサロン2026において、シボレー・コルベットのスポーテュグレード「Z06」の2026年モデルを発表。さらに特別仕様車「サントリーニエディション」の追加設定も明らかにされました。

1953年に初代モデルが登場したシボレー・コルベットは、アメリカを代表するスポーツモデル。現行モデルは8世代目にあたり、C8の愛称でも呼ばれています。このC8は2020年1月に開催された東京オートサロンで日本市場にお披露目され、コルベット歴代モデルとして初めてミッドシップ・レイアウトを採用したほか、同じく初めて右ハンドル仕様が設定されたモデルでもあります。

モデルラインナップは、標準モデルのクーペ(2LT/3LT)、コンバーチブル、スポーツグレードのZ06クーペ、Z06コンバーチブル、そしてハイブリッドAWDのE-Rayとなっています。今回、東京オートサロン2026で行われたメディアカンファレンスでは、スポーツグレードであるZ06のマイナーチェンジモデルが発表されました。

「Z06」の特徴は、サーキットにおける運動性能向上を目的としたワイドボディや専用エアロパーツ、タイヤやブレーキなどを装着しています。エンジンはZ06専用に設計された5.5リッターV型8気筒で、最高出力は646PS。標準モデルの最高出力は502PSですから、Z06はまさにスーパーコルベットといえます。吸排気もZ06専用設計で、とくに日本仕様車のマフラーは騒音規制への対策としてアメリカ本国仕様とは異なるものが装着されています。

そんなZ06のマイナーチェンジモデルは、コックピットのデザインがアップデートされました。ドライバーの正面には14インチの液晶パネルが設置され、さらに左右に12.7インチと6.6インチの画面が配置されます。新たなアニメーションとグラフィックによって計器類やパフォーマンス、トラクションマネジメントなど様々な情報を瞬時に確認できるとのこと。

さらに、これまでE-Rayに採用されていたアプリが標準装備とされ、馬力やトルク、パフォーマンスデータレコーダーを表示することができます。そしてコネクティビティの強化も実施され、GoogleマップやGoogleアシスタントも利用可能になりました。音声によって温度やナビ操作、メッセージの送信などを行うことができるほか、専用アプリをダウンロードすれば、車外からエアコンを遠隔操作することもできるとか。

シボレー・ブースでは、この新型コルベットZ06の登場に合わせて設定された特別仕様車「サントリーニ・エディション」が披露されました。ボディカラーは新色のブレードシルバーで、ギリシャのサントリーニ島の海をイメージしたという鮮やかなブルーがブレーキキャリパーやインテリア各所にアクセントとして用いられた特別な仕様となっています。

この特別仕様車サントリーニ・エディションは20台の限定販売で、クーペ/コンバーチブルがそれぞれ10台ずつとなっています。価格はクーペが2900万円、コンバーチブルが3100万円。ベースとなった新型シボレー・コルベットZ06は、クーペが2680万円、コンバーチブルが3020万円。いずれも2026年春ごろのデリバリーが予定されています。


系列自動車大学校がメーカー本体と一緒に出展!

日産自動車および日産モータースポーツ&カスタマイズ(西2ホール)のブースでは、NISMO コンセプトモデルの「AURA NISMO RS Concept」がプレスブリーフィングでお披露目されました。

日産モータースポーツ&カスタマイズ真田 裕社長兼CEOに余紹介でアンヴェールされた「AURA NISMO RS Concept」は、「AURA NISMO」のボディに「X-TRAIL NISMO」のパワーユニットを搭載したハイパフォーマンス・スポーツモデルです。

プレスカンファレンスでは、この車両の開発に関わった、日産モータースポーツ&カスタマイズのカスタマイズデザイン部の森田充儀部長と、同社のモータースポーツパワートレイン開発部片倉丈嗣主管の2名によるトークショーも行われ、このプロジェクトのスタート時点の話から、「Agile Electric City Racer」というデザインコンセプトをより深化させたことであったり、さらに市販化に向けた企画展開の話、そしてレース参戦に至るまで、さまざまな内容が話されました。

他にも、今年度に発売を予定している「フェアレディZ」マイナーチェンジモデルに新たに追加される「NISMO」のマニュアルトランスミッション車「FairladyZ NISMO」を参考出品。「Tailored Premium Sporty EV」をコンセプトに、新型日産リーフをベースに専用の内外装デザインによりさらに高級感や特別感を高めた「日産リーフAUTECH」、専用の内外装パーツや防水シートを装備し、車中泊が可能なマルチベッドシステムを搭載したエクストレイルの車中泊仕様車「X-TRAIL ROCK CREEK MULTIB」などを展示しています。

さらに学校法人日産学園が、栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校と全国に5校を展開する日産自動車大学校の学生が制作したカスタマイズカーが並びます。

日産自動車大学校は自動車整備専門学校ですが、自動車整備の国家資格取得を目指す学科だけでなく、モータースポーツ系や車体系(板金・塗装)の課程もあり、今回はそれらの課程を行っている愛知校と京都校の学生たちが製作した3台の車両が出展となります。メーカー系列自動車大学校は他にも出展していますが、メーカーブースと同一スペースで展示するのは異例です。

京都校の自動車整備・カスタマイズ科4年生が手掛けたのは2台。K13マーチをベースに312ブルーバードの外装を組み合わせてパイクカー風のレトロなコンパクトセダンを目指した「MARCH Eloura(エルーラ)」。エルーラは、英語で「時代」を意味する「Era」とイタリア語で輝きを意味する「Luce」を掛け合わせた造語で、「過去から未来へ時代を超えて輝く一台にする」という想いが込められています。

もう一台は、カスタマイズ科1期生が制作した初代サニーと、往年の名車であるハコスカの二台を輝かせたいという想いから、ベース車両に「サニー」(KB10サニークーペ)、フロントに4期生のハコスカを採用し、45~55歳の車好きの男性向けの趣味車をイメージした一台、「Sunny Skyline」です。

愛知校からは、自動車整備・カーボディーマスター科3年生の製作した、スーパーシルエットのイメージをそのまま、公道を走れる仕様を目指した「Re30 スカイラインシルエット」です。車名につけた“Re”は、Reborn(再生)、Respect(尊敬・敬意)、Remake(作り直す)の意味を込め、スーパーシルエットを知る50代、60代の方々への提案と同時に、レースを知らない若い世代にも、当時の熱い想いを伝えたいという願いが込められているそうです。

そしてブース内には1984年式初代マーチが並びます。このレストア車両は、KONDO Racing Teamの近藤真彦監督の個人車両。近藤氏が40年前にCMキャラクターを務めた日産の初代「マーチ」を最近購入したAT車。「本当はMTが欲しかった」ということで、日産自動車大学校5校の学生によるリレー形式の整備により、ミッション換装から外観のリフレッシュまで手が施されています。

ステランティスの初出展はフレンチブランドの新車が勢揃い!電動化ラインナップがますます拡大!

オートサロンには初出展となったステランティスグループのうち、フランスの3ブランド「プジョー/シトロエン/DS」が、2026年にデビューする新型車をいち早く展示しています。

プジョーからは、3列シートの7シーターSUV「5008」の新型が登場。ひと足早く日本市場に投入されている「3008」とシャシーやメカニズム系を共有する、クロスオーバーSUVです。

先代と同様、5008は3008のストレッチ版です。フロント周りは3008と同じ仕様ですが、リアは大きく変わります。3008からホイールベースが延長され、ルーフもリアのギリギリまで伸ばされています。

3列シートが簡易的ではないことも、5008の特徴です。しっかりと座れるスペースとシートが確保されていて、大人でも普通に座れる仕様となっているところが嬉しい点。使用しないときは、サードシートをラゲッジフロアに収納でき、ラゲッジスペースを有効的に使えます。

3008よりもユーザー層が若く、アクティブなオーナーが多いという5008。1.2Lターボ+マイルドハイブリッドを搭載し、2026年春に登場予定です。

シトロエンからは、フラッグシップSUVの2代目「C5 エアクロス」がお披露目されました。定評ある魔法の絨毯のような乗り心地を味わえるダンパー「PHC(プログレッシブ・ハイドロリック・クッション)」はそのままに、それ以外がすべて一新されています。

フルモデルチェンジを迎え、シャシーに3008や5008にも使用される「STLAミディアム」プラットフォームを採用。1.2Lマイルドハイブリッドのパワートレインも共有化しながら、独自の乗り味を実現しているようです。

外装は最新のシトロエンデザインを色濃く反映させ、インテリアには縦型の大型センターディスプレイを新採用。クッション性の高いシートもさらに進化し、先代が持っていた魅力をさらに向上させています。こちらも、2026年春に登場予定です。

DSからは、先代のDS4からネーミングを刷新した「Nº4(ナンバーフォー)」がデビューしました。DS4のフェイスリフト版ではあるものの、フロントフェイスを中心に大幅なアップデートが実施されました。

バンパーサイドに縦に入ったシグネチャーライトが、グリル部まで水平に伸び、中心のDSエンブレムもライティングされています。パワートレインは、ほかの2車と同様の1.2Lマイルドハイブリッドを搭載しました。

もともと優れた乗り心地が定評のあるDS4は、じつは中古車市場でもなかなか値崩れしない人気車。独自のアバンギャルド感を高め、さらに魅力を増して、2026年春に登場予定です。