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大人気漫画「MF ゴースト」がアニメ化決定! 2023 年の放送開始を要チェック!
クルマ漫画の金字塔であり、今なおファンの多い「頭文字(イニシャル)D」。その作者であるしげの秀一氏が、現在もヤングマガジン(講談社)で連載中の作品が「MF ゴースト」だ。「頭文字 D」はアニメ化も行われて世界中にファンを拡大したが、ついに「MF ゴースト」も今年 2023 年にアニメ化が決定! ますます盛り上がることは間違いない。
そんな「MF ゴースト」の世界観をリアルで表現するプロジェクト「MFG コンセプト」が、今年も東京オートサロンにやってきた。昨年もトヨタ GR86 をベースに、劇中と同様のモディファイを施した車両を展示していたが、今年は「GR86 MFG コンセプト 2023」として各部をバージョンアップ。それらチューニングパーツの選定などプロデュースを担当したのは、レーシングドライバーの織戸 学選手である。
東ホールの入り口前、壁一面に掲示されたイラストの前に展示されている GR86 は、「MFゴースト」の劇中で競われている「MFG」のレギュレーションを考慮したチューニングが施されており、快適性とスポーツ性を両立させた内容になっている。
外観における特徴は、マットブラック仕上げとされたボンネットと、SARD 製カーボン GTウィングを装着。ホイールはマットブラックの RAYS 製ヴォルクレーシング TE37SAGA S-plus で、タイヤは ADVAN ネオバ AD09R を組み合わせる。タイヤサイズは、昨年の 215/40-18 から 225/40-18 へと拡幅されている。
脚まわりでは、ST 製車高調調整式サスペンションやプロジェクトミュー製の前後ブレーキキャリパーを装着。駆動系は ORC 製クラッチなどで強化されている。排気系では、柿本改の 4 本出しマフラーへと交換されており、迫力あるリアビューを演出している。そのほかインテリアでは、BRIDE 製フルバケットシートの ZIEG IVを装着している。
注目したいのは、この「GR86 MFG コンセプト 2023」とまったく同じ仕様を全国の GR ガレージにてオーダーすることも可能というところ。フルコンプリート仕様だけでなく、脚まわりだけ、タイヤ&ホイールだけといったパーツ単位でのモディファイも可能だという。実車と漫画、さらにアニメとカテゴリーの枠を飛び越えて盛り上がる「MF ゴースト」の世界。今後もますます注目だ。