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TOKYO AUTO SALON NEWS 

1/15 会場レポート Part 2

映画「ALIVEHOON(アライブフーン)」、前売りチケットも発売中。





昨日制作発表が行われた映画「ALIVEHOON(アライブフーン)」のブースが登場しています。こちらは劇中に使用されたS15シルビア(中村直樹選手のWTC用車両)が展示され、さらには、DGBのドリフト・ガール2名も駆け付けPR活動を展開中です。

アライブフーンは2022年初夏に公開となる映画で、解散の危機に瀕したドリフトチームが天才ゲーマーを起用し、バーチャルとリアルの壁をブチ破っていくというストーリー。トップドリフターのCGゼロの迫力ある走りの映像が織り込まれているのが特徴です。実際に屋外イベント会場で、この日ドリフトのデモンストレーションランを行った日本のトップドリフターは、この作品の出演をしていることから、それらについてもコメントを寄せている。特に、この作品の中で、マシンのクラッシュシーンもあるのだが、ここもやらせもCGもなし、ということで、実際に車両をクラッシュさせた中村直樹選手は、2度ぶつけました。中途半端に当ててもダメだから、と真剣にクラッシュしたそうです。

このブースでは、「極限滑走」ステッカー付きの東京オートサロン会場限定前売りチケットや数量限定グッズの販売も行っています。他にも劇中で出演者が実際に着ていたレーシングスーツやヘルメットも展示されています。




サーキットモチーフのブースデザインに注目したいブリヂストン





「10年後、20年後にも『走るわくわく』を提供しつづける」という想いを表現したブリヂストンブース。今年からスーパーGTに参戦する最新マシン、Nissan Z GT500がお出迎えしてくれるだけでも感動しますが、POTENZAの商品ラインナップを、サーキットをモチーフとしたブースデザインで表現した展示は必見です。




注目タイヤは、プレミアムSUV向けブランド、ALENZA 001とLX100の2種類。オンロードで走ることが多いユーザー向けに、SUVでのオンロードスポーツ性能を追求した001。一方のLX100は、快適性や静粛性を追求。なおLX100は、メルセデスベンツ EQA250に装着されています。




また、POTENZA RE-71RSを装着したオートプロデュースボスのプロデュースによるTOYOTA GR86やPOTENZA A007Aを装着したBMW M4クーペコンペティションといった車両展示も充実。さらには、トップドライバーからのサイン入りメッセージボードを通して、未来に対する熱い想いを共有できる空間になっています。




ホンダアクセスは大注目のVEZEL e:HEV Modulo Xはじめ3台を展示


ホンダ車用純正アクセサリーを開発・販売するホンダアクセスは、「東京オートサロン2022」において間もなく市販モデルが発表予定となっているVEZEL e:HEV Modulo Xのコンセプトモデルのほか、N-WGN PICINIC、そしてK-CLIMBの3モデルを出展しています。

まず最大の注目は、2021年の発売開始から人気を集めている都市型SUV、ヴェゼルをベースとしたModulo Xです。現在、フィットやフリードに設定され販売されているModulo Xシリーズは、ホンダアクセスがメーカー直系の用品メーカーであることを活かした純正コンプリートカー。先代モデルのVEZELにもModulo Xは設定されていましたが、いよいよ現行モデルにも登場します。




エクステリアでは「X」をイメージさせるフロントフェイスはじめ、「実効空力」コンセプトに基づいた専用エアロパーツを装着。さらにホイールや脚まわり、そして室内まで幅広く手が入れられており、単に運動性能を高めただけでなく、上質な走りのフィーリングに拘って開発。展示車両は「コンセプト」というものの、ほぼ市販モデルといっていい最終段階とのことで、正式発表が待ち遠しいモデルです。




そしてN-WGN PICNICは、軽ハイトワゴンのN-WGNをベースにアウトドアで楽しむことを提案したモデル。丸目のヘッドライトをはじめ、ツートーンカラーのボディ、サイドのウッドパネルなど個性的な外観デザインは、ホンダアクセスの若手社員によるもの。ボディ各部に装着されたウッドパネルは、いずれも本物の木材を削り出して製作しているそう。




そんな手の込んだモディファイのいっぽう、インテリアはラグマットを配するなどピクニックに出かけたくなるような、カジュアルなアウトドアライフをイメージ。気取らず自然体で愛車との生活を楽しんでほしい、そんなメッセージが込められています。

そしてN-ONE RSをベースにした「K-CLIMB」は、モータースポーツへの参戦を念頭に置いてチューニングされたモデル。エアロパーツ類はドライカーボン素材を使用したフロントグリル、前後バンパー、ボンネットを装着。そのほかオーバーフェンダーや脚まわりを交換したことで、よりスポーツグレードらしい「踏ん張り感」を実現しました。




今回の「東京オートサロン2022」に向けては、テールゲートスポイラーやリアディフューザーを新規に製作。室内はロールケージが組まれるほか、4点式シートベルトが装着されています。

タイヤ性能の違いを体感できるダンロップブース





ダンロップでは「FEEL NEW DUNLOP」というテーマの元、“Nano Black”と呼ばれる最新技術や新製品SP SPORT MAXX 060+などが展示されています。

“Nano Black”は、凹凸形状の表面に衝突する光の回数によって黒の見え方が変わることに着目した最新技術。この光の吸収面の面積を最大化することで、どの角度から見てもロゴなどの黒さがくっきりと見えるようになっています。




また、SP SPORT MAXX 060+は、今年3月に発売予定の新製品。排水性を高めた溝。できるだけ路面と接する面積が広くなるように設計された接地面。そして、外側のブロックを大きくし、コーナーリング時にも高いグリップ力を発揮する非対称ブロックデザインと、安全技術を追求した結果生み出したパフォーマンスタイヤです。




他にも、VEURO VE304の性能の違いを、五感を使って体験できるコーナーや、ダンロップがサポートし「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2021Series」に参戦しているTRUST Racingのマシンを実車として具現化したTRUST GReddy 35RX SPEC-Dも展示されています。





熱き戦いは実車さながら! 「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2021Series」 団体戦グランドファイナル開催





2021年10月より「モータースポーツとeスポーツのコラボによる新たなレースカテゴリー」として正式にスタートした「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2021Series」の団体戦グランドファイナルが、15日にイベントステージにて開催されました。実際にモータースポーツで戦うプロレーシングチームや自動車関連企業とトップゲーマーたちが、タッグを組んでeスポーツの世界で戦う、リアルとバーチャルが融合したシリーズ戦のグランドファイナル。新しいカテゴリーとして多くのファンの注目を集めた今回の戦いは、一瞬でも目を離すことのできない接戦が繰り広げられたのでした。




終盤まで続いたEVANGELION e-RACING with 広島マツダとTC CORSE SPK e-SPORT Racingの、2チームによるトップ争い。最終的には3人目のドライバー交代時で僅かな差を広げたEVANGELION e-RACING with 広島マツダが逃げ切って優勝。2位がTC CORSE SPK e-SPORT Racingとなりました。なおグランドチャンピオンには賞金200万円とチャンピオントロフィーが贈呈され、「実際のレース以上の賞金金額が凄い!」とゲスト解説の谷口信輝さんを唸らせるほどの注目度を証明したのでした。




モータースポーツから市販パーツまで、無限ブースは幅広く展示





ホンダのワークスチューニングブランドである無限は、「東京オートサロン2022」においてモータースポーツから市販車両用パーツまで、幅広く展示を行っています。ブース全体のカラーイメージは、スーパーフォーミュラ車両のメインカラーでもある「赤」で統一。ハードパーツからお子様向けのフォトスポットまで、バラエティ豊かな内容となっています。




展示車両において必見なのは、2021年の全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズにおいて、野尻智紀選手がシリーズチャンピオンを獲得した16号車TEAM MUGEN SF19。マシンサイドに描かれた、医療従事者のメッセージは多くの話題を呼び、また勇気づけられたという方も多いことでしょう。




その隣には、同じく国内のトップカテゴリーであるSUPER GTシリーズのGT500クラスに参戦した16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTが展示。2022年は笹原右京選手&大湯都史樹選手のコンビは2年目となり、表彰台獲得そしてシリーズチャンピオン争いが期待されます。無限ブースは2台のマシンを間近で撮影することのできる、貴重な機会といえます。




また市販車両向けパーツでは、最新のシビック用パーツ装着車両を展示。発売中のシビックには、外装色にプレミアムクリスタルレッド・メタリックの設定がありますが、それとは異なる明るめのレッドを見に纏う展示車両には、エアロパーツやホイールなどを装着。4枚のウィンドウをわずかに開けておけば、車内の空気を積極的に外へ排出してくれるベンチレーテッドバイザーや、ボディの振動を制御し上質な走行フィールを与えてくれるパフォーマンスダンパーなどが展示されています。

そのほかお子さま向けには、『次世代の子どもにモータースポーツへ興味を持ってもらえるように』とフォトスポットが用意されるほか、ブース入り口ではペーパークラフトのオリジナルキャップを配布するなど、まさにファミリーで楽しめる内容となっている無限ブースに注目です。