昨日、この東京オートサロンのイベントステージで制作発表が行われた下山天監督の映画「ALIVEHOON（アライブフーン）」。もちろん会場内でもそのPRブースが登場し、東京オートサロン会場限定ステッカー付きの前売り券や数量限定グッズの販売も行っている。もちろん劇中で使用されたS15も展示、さらに出演者が着ていたレーシングスーツやヘルメットも展示されている。

この初夏に公開予定のこの映画、天才ゲーマーがリアルなドリフトの頂点を目指すというストーリー。解散の危機に瀕したドリフトチームが天才ゲーマーをスカウトし、バーチャルとリアルの壁をブチ破っていくという展開となっており、主人公・大羽紘一役に野村周平さん、そのライバルとなる柴崎 快 役には福山翔大さんが担当。吉川愛さん、陣内孝則さん、青柳翔さんらが出演。この映画の監修に当たったドリフトキングこと土屋圭市さんも土屋圭市役として登場する。

ストーリーはもちろん、その走行シーンも見ごたえがありそうだ。実際に走行を担当したのが、2019のD1GPチャンピオンである北岡裕輔選手、2021年のD1チャンピオン中村直樹選手、2008年＆2016年のD1チャンピオン齋藤太吾選手、2007年、2013年、2015年のチャンピオンの川畑真人選手、2018年＆2019年チャンピオンの横井昌志選手といった歴代のD1チャンピオンであるトップドリフターだということも披露された。また、イベント広場で開催されたD1GP Kick Off DRIFT（ドリフトデモラン）の場でもこれらの選手たちによるトークも行われた。

本編では、CGは全く使用していないカースタントによる迫力ある映像について「世界中のクルマ好きが称賛してくれる映画になったと思います」とドリキンも太鼓判を捺す。「ALIVEHOON（アライブフーン）」は2022年初夏に公開予定となっている。