株式会社エッチ・ケー・エス（本社：静岡県富士宮市、代表取締役社⾧：水口大輔）は、人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA、及び人とくるまのテクノロジー展 ONLINE STAGE1 に出展し、「ENERGY and RESPONSE くるまとサステナブル」をテーマに、新技術を用いた商品やサステナブル商品、新技術を紹介致します。
来る5 月22 日(水) ～ 5 月24 日(金) に開催される、人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMAにて今年も最新のテクノロジーと製品をご紹介すると同時に5 月15 日(水) ～ 6 月5 日(水)で、公開されている人とくるまのテクノロジー展ONLINE STAGE1 においても情報発信しております。

１．EV 用交換式バッテリーパック

環境省委託事業「バッテリー交換式EV 開発及び再エネ活用の組み合せによるセクターカップリング実証事業（バッテリー交換式EV とバッテリーステーション活用による地域貢献型脱炭素物流構築）委託業務」
・バッテリーを交換式とし、稼働時間の⾧いルート配送車等のEV 化を可能とすることで「物流網の脱炭素化」を実現させる。
・充電ステーションや車両を蓄電池に見立て、災害時対応や再生エネルギーの活用（太陽光との連携等）への対応を検証する。

２．TURBO GENERATOR（排気エネルギー回生装置）

TURBO GENERATOR の発電した電力をバッテリーに供給することで、駆動モータや補器類に配分が可能となります。
・タービン形状は専用設計により、エンジン回転数が低い領域からの発電を可能としました。
・モータハウジングを金属積層にて製作し冷却性能を向上させました。
・シャフト・軸受を新設計し高回転域での安全率を向上させました。
・更にハウジングの専用設計で、全⾧で旧モデルに対し約10％の小型化を実現。

３．先進技術開発（内燃機関）

内燃機関分野におけるサステナビリティ課題に対する取り組みについてご紹介致します。

・プレチャンバ（副室燃焼）
プレチャンバによる急速燃焼は、燃焼期間の短縮及び燃焼変動を低減することができるため、ノック限界、希薄限界の向上及び等容度改善等により高効率化を可能とした。
・3D カムシャフト（ラジアル（放射状）バルブ）
動弁系レイアウトを放射状に配置することにより燃焼室形状を最適化（S/V 比）し、冷却損失を低減することが可能となった。

４．コネクテッド カーソリューション

選べる「ＩｏＴデバイス」と選べる「クラウドサービス」とカスタマイズでベストなソリューションをご提案。

５．カーボンブレース（車体補強部品）

・高い強度と剛性、程よい「しなり」を併せ持つカーボン製のシャフトを採用し、ただ固めるだけでは実現できない究極のドライビングフィールを追求。
・有名プロゴルファーも多数愛用するゴルフシャフトメーカー、株式会社グラファイトデザイン社と共同開発を行い、走りの質感向上に最適化したカーボンシャフトを採用。
・シャフト両端の取付け部にはアルミ削り出しの高剛性ブラケットを採用。

・亜麻ブレース（GR86 ZN8 フロント用 参考出品）
天然素材の亜麻をパイプ状に形成した車体用ブレースバー
同形状のカーボンパイプに比べ強度は低いが、曲げやねじり特性、振動減衰性などが快適な乗り心地を実現できる可能性を研究しています。

６．全天候対応フルオート電子制御サスペンションシステム

Auto Tuning Suspension System は、HKS オリジナルＩｏＴデバイスHBAS-200 を使用した、全天候対応フルオート電子制御サスペンションシステムです。
装着車両の下記パラメータをセットしご使用頂けます。
・車種
・年式
・タイヤ（Ｓ・ハイグリップ・ラジアル・エコ・スタッドレス等）
・ブレーキ（ストリート・サーキット・ノーマル）
HBAS-200 に内蔵されている、GPS・9 軸モーションセンサ・気圧センサ・4G 通信で速度・サーキット・天候等を判定し、自動で最適な状態に設定します。また、ドライバーの好みに合わせて微調整可。もっと安全で、もっと楽しいドライビングをご提供します。

① 人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA (自動車技術会主催）
開催期間：令和6 年5 月22 日（水）～5 月24 日（金）
URL：https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/
② 人とくるまのテクノロジー展2024 ONLINE STAGE1（自動車技術会主催）
開催期間：令和6 年5 月15 日（水）～6 月5 日（水）
URL：https://aee.online.jsae.or.jp/ja/exhibition/detail.html?id=43