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1/12 会場レポート Part1

おはようございます! 東京オートサロン2025はついに最終日を迎えました。

「東京オートサロン2025」ですが、早くも最終日となってしまいました。初日・2日目ともに好天に恵まれてましたが、今日は残念ながら曇り空の下での開催となりました。ただ、雨が降るのは夜遅くになってからのようなので、雨具はなくても大丈夫ですね。これも関係者の皆さん、そして来場者の皆さんの心がけが良いからでしょう。

これまでの 2 日間は午後7時まで開場しておりましたが、最終日の終了時間は1時間早い午後 6 時となっております。会場も混みあっており、かつ短い時間の中ではありますが、しっかり会場をチェックしてください。また、オフィシャルグッズも品切れのアイテムが出てきそうです。早めにお買い求めをお願いします。

では皆さん、東京オートサロン2025最終日もよろしくお願いいたします。

アウトドア好きは、北ホール2階に集合!

キャンプやフィッシング、サーフィンやウィンタースポーツなど、クルマにはカスタム、チューニング以外にも、アウトドアライフを楽しむためのトランスポーターとしての役割も果たしてくれます。実際、東京オートサロン2025にお越しくださる皆様の中には、これらの趣味を楽しまれる方も多いはず。そんな方々には、こちらのTOKYO OUTDOOR SHOWのブースをお勧めします。

このブースは、2025年6月27日から29日の3日間、東京オートサロン2025と同じ会場である幕張メッセ国際展示場ホールで開催されるイベントのPRブースです。“「新しいアウトドア体験」を可能にする、モノ、コト、ヒトが大集合”を合言葉に、あらゆるアウトドアカルチャーを紹介しるブースが目白押し。そのイベントの世界観を凝縮して、北ホール2階の特設会場でお披露目しています。

ブース内には撮影可能な映えスポットも用意されています。またプレゼント抽選会も開催中! TOKYO OUT DOOR SHOWの公式インスタグラムをフォローして、豪華景品をゲットしちゃいましょう!

S30Zのイメージを最新34Zにフィーチャーしたボディキット

東京国際カスタムカーコンテスト 2025ドレスアップ・スポーツカー部門
最優秀賞
車両名 KUHL 34ZR-GTWR SPEC-D
出展者名 KUHL JAPAN

東京オートサロン 2025の最終日に発表された、「東京国際カスタムカーコンテスト2025。ドレスアップ・スポーツカー部門の最優秀賞に輝いたのは、KUHL JAPANが製作した「KUHL 34ZR-GTWR SPEC-D」でした。2023年はドレスアップ・SUV部門、2024年はドレスアップ・セダン部門で最優秀賞を獲得。そして今回、ドレスアップ・スポーツカー部門でも受賞したことで、3年連続の最優秀賞獲得となりました。

代表の片岡さんによると、「1年前から34Zを手掛けると宣言し、2024年の2月から開発を開始しましたが、最終的に完成したのは搬入日の朝9時でした。今回はS30Zの雰囲気を意識しながら、それを最新デザインへと落とし込むことにこだわっています。ロングノーズやあの当時の昭和のスポーツカーのニュアンスを、前後バンパーのラインやオーバーフェンダーなどで表現しました」とのこと。

今回の製品はスペックDと呼ばれるもので、これはDRIFT(ドリフト)の“D”を意味しています。KUHL JAPANのボディキットはドリフトドライバーにも大人気。最新のスポーツカーとして、ドリフトをイメージしたスポーティ感と前述したS30Zのヒストリーを融合したデザインが特徴です。この34ZのためにKUHL JAPANが手掛けた製品は、フロント&リアバンパー、フロント&リアアンダーディフューザー、80mmワイドフェンダーキット、フロント&サイドアンダーカナード、レーシングボンネット、ルーフエンドウィング、ローマウントGTウイング、スラッシュ2テールマフラーになります。

来場者を釘付けにしたワイドフェンダーは、前後共に30mm幅のブリスターフェンダーを装着し、その上に50mm幅のオーバーフェンダーをセットするというもの。これまで一体式のフェンダーキットがKUHL JAPANのイメージでしたが、S30Zの雰囲気を打ち出すために、同社初のビス留めオーバーフェンダーに挑戦。色もマットブラックとしたことで、よりS30Zらしさが強調されていました。なお、この製作にあたり、自社内でハンドメイドと3Dスキャンを駆使して作り上げているため、フィッティングなどの精度の高さもポイントです。

GTウイングはより注目度を意識したイベント仕様で、34Zの流れるようなデザインに合わせた低さも特徴です。また、ダックテールのリアスポイラーも用意されているので、GTウイング未装着でも、洗練されたスタイルを楽しめるとのこと。マフラーは、あえての4本出しアップタイプを選択。バンテージも巻いて、ちょっとヤンチャな昭和感が溢れていました。

ホイールは、KUHL JAPANが発売する鍛造2ピースのクローネ04。王道のメッシュデザインですが、深いリムで大径を選ばずに19インチ、フロントが11.5Jのオフセット-49、リアが12.5Jの-57をセットしています。なおサスペンションは、エアフォース製スーパーパフォーマンスキットが装着されていました。タイヤはファルケン FK520(フロント285/30、リア295/30)を選択し、スポーティな雰囲気をより強調しています。

「今年は86用とロードスター用のスペックDの開発に着手します。そして来年は、ちょっと面白いしかけをしていきたいと考えています。内容はまだ公表できませんが、楽しみにお待ちください!」

毎年、このコンテストを盛り上げてくれるKUHL JAPAN。また来年も凄い作品にお目にかかれることを期待しましょう!

最高級セダン、センチュリーで表現するカスタムスタイル

東京国際カスタムカーコンテスト 2025ドレスアップ・セダン部門
最優秀賞
車両名 ALESS CENTURY COMPLETE WL
出展者名 ALESS/ROZEL

「東京国際カスタムカーコンテスト2025」のドレスアップ・セダン部門の最優秀賞に輝いたのは、ALESS/ROZELが製作した「ALESS CENTURY COMPLETE WL」です。日本が誇る最高級セダン、トヨタ・センチュリーをベースにフルカスタム。しかも同社ブースには、こちらと共に従来の日本的“和”の文化をイメージした、正統派なVIPカスタムも展示。2台の最新センチュリーが並ぶ姿に、来場者は大興奮でした。

「ブラック&メッキという既存のセダンのイメージを超えて、よりカスタム感の強いスタイルを目指しています。純正色では設定の無いホワイトをメインに、艶ありとマットのふたつのブラックを組み合わせ、高級感はそのままに海外でも人気を得られそうなスタイルを意識しました」という代表の上山さん。ボディはパールではなく、ガラスフレークを使用。より上品な光沢感に溢れ、センチュリー特有の上質感はそのままに、世界にも通用するオシャレなドレスアップセダンに仕上がっていました。

外装は、同社のROZELコンプリートを活用。フロントバンパー、サイドマッドガード、リアバンパー、リアウイングの4点が市販されており、センチュリーの高級感をさらに底上げする、品の良いデザインが特徴です。なお、アイポイントの上部にある窓枠などはマットブラック。最下層のエアロ部を艶ありブラックとしたことで、シンプルでありながら単調になし過ぎないバランスが絶妙でした。

ホイールはワーク・エクイップE05を選択。20インチでフロントが10.5J、リアが11.5Jのサイズで、フェンダーを加工して装着しています。エアサスも、同社オリジナルのROZELエアサスを使用。ブレーキは、レクサス・LC500用のキャリパーを流用し、ローターはドリルド加工済み。

マフラーは、センスブランドのマフラーカッター、ゲヴァルトを使用。カーボンを使ったデュアルタイプで、ノーマルのセンチュリーであれば排気口が見えないデザインですが、あえてその存在を主張するさりげない位置関係でフィッティング。高級感とカスタム感を両立することに長けたALESS/ROZELならではの作り込みでした。

ドレスアップセダンと言えば、ウインドウは全面スモークが定番だったが、フロント3面のスモーク化はもちろん法律違反。そこでALESS/ROZELは、ショーなどの展示イベントや車内休憩時のプライバシー保護のために、各車専用デザインの脱着可能なサンシェードを開発中。このセンチュリーにもそのプロトタイプが採用されていました。これはドレスアップ派ではないクルマ乗りにとっても、非常に興味深いアイテムかもしれません。まだ会場にいる方は、ぜひ現地でご確認ください!