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eスポーツ「TOKYO FIGHT SALON」開催! 「ストリートファイター6」での決戦に多くのファンが詰めかけ大いに盛り上がる!
オートサロンの新たなコンテンツとして認知されてきた、eスポーツ。東京オートサロン2025でもeスポーツ エクスペリエンスとして、グランツーリスモ7と、カプコンの格闘タイトル「ストリートファイター6」を使用した大会が催された。ストリートファイター6の大会名は「TOKYO FIGHT SALON」。1チーム5名の団体戦が開催された。

エントリーの選手には、プロゲーマーだけでなくストリーマーやコスプレイヤーも参加し、多彩な顔合わせとなったこの大会。「2万円分の神戸牛お食事券×5名分」を争う試合が始まると、満員の観客から大歓声が起こる。


先鋒/次鋒はコスプレイヤーとストリーマーの対決となり、中堅/副将/大将戦は、プロゲーマー同士で争われたこの大会。先鋒~副将までは2本先取したほうが勝つ3本勝負で勝利ポイントは1pt、大将戦のみ3本先取の5本勝負で勝利ポイント3ptとルールが決められている。



各プレイヤー、好きなキャラを使いいざ勝負が始まると、表情は一気に真剣な眼差しに。白熱したバトルが終始展開され、大画面に「K.O.」の文字が踊るたびに観客からは盛大な拍手が送られていた。試合の展開は、先鋒から副将までが終了した時点で2対2の五分。勝負は大将戦に持ち込まれた。


大将同士は過去に何度も対戦経験のある、チームリーダー同士の争い。チームネモの大将ネモ選手は「ベガ」を選択し、チーム板ザンの大将板橋ザンギエフ選手は十八番の「ザンギエフ」で対抗する。しかし、勝負はあっけなくストレートで決着。ザンギエフ対策が功を奏したネモ選手が3セットを一気に先取し、チームネモが勝利を収めた。

大会後には、エキシビジョンマッチとして各プレイヤーが対戦したい相手と戦う、3本勝負が即席で開催された。大会時には緊張していた各選手だったが、エキシビジョンでは緊張が緩んだのかプレイを純粋に楽しんでいる姿が印象的だった。


カプコンの人気タイトルでもあるストリートファイター6は、eスポーツでも人気のある競技。観客には大人から子供まで幅広い年代の人々が多く来場し、1試合1試合熱心に見入る様子が見られた。ここで観戦した子供たちのなかから、将来オートサロンで戦うプレイヤーも出てくるかもしれない。そんな未来も思い起こさせるほど、大いに盛り上がった大会だった。