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1/11 会場レポート Part1
おはようございます! 東京オートサロン2025、2日目です

カスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」は2日目となりました。2025年最初の三連休の初日となる本日より一般公開がスタートということもあって、開場前のゲートには多くのお客様が、入場列をつくってお待ちいただいております。

今朝は東京オートサロン2025イメージガール”A-class”の橘 香恋さんと石垣果蓮さんのお二人もグリーティングに駆けつけ、朝から来場者の皆さんをお出迎えしていました。

本日からは屋外イベント会場でも車両が走行しますし、イベントホールや国際会議場も各種イベントが始まります。建物内は暖かいですが、屋外会場は万全の寒さ対策をしてご覧になってください。

では会場で皆さまをお待ちしております!

ブースからAXCR仕様のトライトンが飛び出てきてる!

三菱自動車工業(西1ホール)のブースでは、なんとそのブースの角に設けられた壁面から「アジアクロスカントリーラリー2024」に参戦したトライトンラリーカーと同仕様のトライトンが飛び出してくるようなレイアウトで、思わずここで撮影をしたい、とフォトスポットのようになっています。


「カッコよく遊び尽くせ!」をテーマに8台が展示されたブースでは、ピックアップトラックである「トライトン」のブランドアンバサダー、タレントのヒロミさんが手掛けたギリギリまでローダウンしてメッキパーツをマット調にラッピングした「トライトン ヒロミ号」。そしてレッドブル・ジャパンのダンスイベント等に使われるDJブースを荷台に搭載したイベントカー「DJトライトン」が並びます。

「アウトランダーPHEV」は、「戦闘を避け、敵に見つからないように潜入する」ステルスアクションゲーム「METAL GEAR SOLID(メタルギア ソリッド)」シリーズの世界観をイメージしたカスタムコンセプトカー「アウトランダーPHEV NIGHT SEEKER CONCEPT」が登場しています。SUVとして走破性や機能性に優れたアウトランダーだけに、このシリーズのイメージにピッタリ!

またブース内のショップコーナーには日本全国47都道府県のご当地「デリ丸。(デリカミニ公式キャラクター)」が販売されています。この機会に手に入れるのもあり、です!

現代では希少となったピュア・ミッドシップスポーツ、アルピーヌA110のトップモデル
アルピーヌ・ジャポンは、1月10日に開幕した「東京オートサロン2025」において、アルピーヌ A110 R TURINI、A110 GT、A110 R(ジムカーナ仕様)の3モデルを展示しています。

アルピーヌといえば、F1やWEC(世界耐久選手権)など、最高峰のモータースポーツに挑戦し続けている、フランスの歴史あるブランド。かつて1963年から1977年まで生産され、2017年に現行モデルが復活、翌2018年から日本市場へも導入が開始されました。

現行モデルのアルピーヌA110 は、モータースポーツで培った技術と情熱を込めて開発されたミッドシップ・2シータースポーツ。2025年時点でのモデルラインナップは、ベースモデルのA110のほか、A110 GT、A110 S、そしてトップモデルのA110 R TURINIが用意されています。

A110 R TURINIは、2024年から発売されたモデルで、フランスで最も有名なワインディングロードの名が由来となっています。フロントボンネットやスプリッター、サイドスカート、リアスポイラー、ディフューザー、リアフードなどにカーボン素材を採用したほか、専用設計のサスペンションを装着したことなどにより最高出力300ps/6300rpm、最大トルク34.6kg-m/2400rpmを発揮します。

またA110 R TURINIには、ATELIER(アトリエ)と呼ばれる受注生産プログラムが用意されており、ユーザーは細部まで拘った自分だけの仕様をオーダーすることができることも特徴といえます。

さらにブースでは、JAF全日本ジムカーナ選手権にA110 Rで参戦し、2024年シーズンのチャンピオンに輝いた山野哲也選手の参戦車両も展示。土日の一般観覧日には、山野選手をブースに招いて「アルピーヌ スペシャルトークショー」も開催される予定となっています。

“モータースポーツ”と“地域貢献”でオートサロンを盛り上げる

今年のダイハツ工業株式会社は、北ホール10に大きなブースを構えています。「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」という取り組みの元、今年はモータースポーツの裾野を広げ、走る楽しさをみんなのもとに届ける。そして、地域に寄り添い、日々の暮らしを守るというテーマで、8台の車両を展示しています。

最も注目を集めていたのが、こちらの「ミライースGR SPORTコンセプト」です。全日本ラリー選手権に参戦する「ミライース」の経験を活かして開発。ターボ装着とマニュアルミッション変更により、走る楽しみを追求。しかも、4人乗りで買いやすい価格設定とすることで、日常の利便性はそのままに、モータースポーツ参戦へのベース車として提案された1台です。


もう一つのテーマである地域貢献活動を表現した車両は3台展示されています。こちらの、防災支援装備を搭載した「アトレー WILDRANGER2」は、防災士としてアイドル&YouTuber活動する、さばいどる・かほなんさんが実際に活用されている車両です。災害支援装備の収納、スピーカーや無線装備、サイドオーニングといった実際に必要とされる災害支援ツールを装備しています。他にも、ソーラーパネルや高圧洗浄機などを装備した「ハイゼット トラック リフト 災害支援車」。工事現場の作業改善を目指した「ハイゼット トラック ツールベース」も必見です。


もうひとつ話題となっている車両がこちら! トヨタ自動車会長である“モリゾウ”こと、豊田章男氏の愛車、「TAFT」も展示中。こちらの車両は、レーシングドライバー、佐々木雅弘選手がプロデュースするGR Garage GROW 盛岡」がカスタムを担当。 牽引されている水上バイクも“モリゾウ”さんの愛車だそうで、こちらもラッピングカスタムを施して装い新たにお披露目されています。


他にも「コペン GR SPORT」モータースポーツ参戦車や、「ハイゼット トラック ジャンボ EXTEND2」が並んでいたり、同社のモータースポーツ活動であるD SPORTのグッズもブースにて販売されています。ぜひブースにお立ち寄りください!
これが真のライトウェイトスポーツだ! ケータハムブースではモダンとレトロのピュアスポーツカーが豪華競演!
ライトウェイトスポーツ専門メーカー「ケータハム」のブースには、最新BEV(バッテリー電気自動車)スポーツカーの「プロジェクトV」と、軽自動車規格のピュアスポーツカー「170R」が展示されています。

ブリティッシュスポーツカーらしい、軽快な走りが楽しめるケータハムセブンの最新バージョン「170R」。相変わらず納車待ちの長い行列ができてしまうほどの大人気ぶりで、この軽自動車規格の170シリーズも高い人気を誇ります。今回はレーシーな仕様のRが展示されていますが、スタンダードなSも同様に人気があるようです。


普段なかなかお目にかかれない、クラシックスタイルのピュアスポーツカーは見ているだけでワクワクしてくる不思議な魅力があります。“世界一高価な軽自動車”を、ぜひその目で確認してみてください!

BEVスポーツカーの「プロジェクトV」は、昨年2024年のTASでお披露目された3人乗りの後輪駆動スポーツ。車重が1100kg代に抑えられている点からも、ケータハムの持つライトウェイトスポーツのフィロソフィはしっかりと受け継がれているモデルだといえます。


発売時期や価格のことなど、問い合わせが多く寄せられているという新BEVスポーツカーのプロジェクトV。その魅力的なスタイリングや新技術を、ぜひ会場で感じてみてください!
フォーミュラEとMotoGPマシンが皆さんをお出迎え!

ヤマハ発動機株式会社は、2024年に続いて2回目の出展となります。北ホール11で展開しているブースのメインステージには、FIAフォーミュラE世界選手権2024‐25に参戦する「ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム」のマシンをはじめ、MotoGPマシン「YZR-M1」、電動汎用モビリティ「DIAPASON C580」などを展示しています。バイクがメインのメーカーですが、同じ乗り物好きの皆さんに様々なモビリティの楽しさと可能性の広さを提案しています。
日本を代表する世界のヤマハが、2024-2025年シーズンより、FIAフォーミュラE世界選手権に参戦を開始しています。電気自動車のF1と呼ばれるこのシリーズは、すでに11年目のシーズンを迎え、様々なメーカーが未来のモビリティ開発のために熾烈な争いを繰り広げています。同社はイギリスの名門コンストラクターであるローラ、ドイツのレーシングチームと提携。電動パワートレインマニュフャクチャラーとして挑む最新マシンの迫力をお楽しみください。

こちらの「DIAPASON C580」は、畑地や不整地といった多様な路面環境で、優れた走破性と利便性の高い使い勝手を兼ね備えており、現在研究開発中の型低速 EV汎用プラットフォームとなります。パワーユニットである電動モーターはヤマハ。携行型バッテリーはHonda Mobile Power Pack e; を活用。以前は、YAMAHA MOTOR PLATFORMと呼ばれていましたが、「DIAPASON」と名称を変更し、今回は2台の拡張モデルを展示しています。こちらの「DIAPASON C580 Fork 1」では、三陽機器株式会社、式会社尾林ファクトリーと共に開発。同社が取り組む“共創”というテーマの元、10社以上のパートナーと作り上げました。

「DIAPASON C580 Fork 2」は、TOYO TIRE株式会社が販売する人気タイヤ「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」シリーズ」を装着し、TOYO TIRE株式会社のコーポレートカラーであるブルーを採用。「オープンカントリーオフロード仕様」として、自動車の枠を超えたパーソナルモビリティの、今後の可能性を掲示したデザインを表現しています。


ヤマハと言えば、忘れてはいけないバイクの展示。MotpGPマシン「YZR-M1」や市販車「TRACER9 GT」、「YZF-R3」、「MT-03ツーリングスタイル」など、実際にまたがっての記念撮影もOKです! クルマだけではない様々なモビリティを展開するヤマハだからこそのブース展示、ぜひお楽しみください。
華やかなBEVが新世代ロータスをアピール! ブランドを象徴する特別なカラーの最新モデルは必見!
イギリスの伝統的なスポーツカーブランド「ロータス」は、印象的なBEVのGTカーを2台展示しています。

GTサルーン「エメヤ」と、SUVの「エレトラ」という、新世代ロータスを象徴するBEVのGTカーを持ち込んだロータス。この2台は2024年の北京モーターショーでお披露目された、特別なカラーリングのビスポーク仕様です。


エメヤのボディカラーは、華やかな春の日をイメージしたブロッサムカラー。鮮やかなグラデーションが印象的なスペシャルカラーです。高級感あふれるインテリアの仕様やカラーも注目の1台となっています。


エレトラには、かつてのグランプリマシン「タイプ79」のJPSカラーをイメージした、ブラック&ゴールドのカラーリングが施されています。ロータスといえばこのカラーと想像する人も多いのではないかというほど、有名なカラー。ボディの大きなエレトラにもやはり似合います。


エリーゼやエキシージのようなライトウェイトスポーツから、イメージを一新しているロータス。ブランドの大きな転換期を間近で見ることのできる、貴重な機会ともいえるでしょう。